カマンベールチーズをつまみにビールで認知症予防!摂取量は?

東京大学とキリン(株)などが、アルツハイマー病
の予防に、カマンベールチーズとビールの苦味成分
が有効であるとの研究結果を発表しました。

それならカマンベールチーズをおつまみにして
ビールを飲めば良いと思いついたのですが、
分量がわからないので調べてみました。

ついでに研究についても調べましたのでお知らせ
します。

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◆カマンベールチーズの研究について

キリン株式会社と小岩井乳業社および東京大学大学院農学生命科学
研究科との共同研究です。

カマンベールチーズの成分がアルツハイマー病の原因物質と言われて
いる「アミロイドβ」が脳に沈着するのを抑えることを、モデル
マウスで確認したので、認知症の予防効果が期待できるというのです。

さらに、カマンベールチーズの中から2つの有効成分を発見しました。

❖カマンベールチーズを毎日3か月間食べさせたマウスの実験

アルツハイマー病が自然発生したマウスに、カマンベールチーズを
混ぜたえさを毎日3か月間食べさせたチームと、普通のえさだけを
食べさせたチームとで比較実験をしました。

するとカマンベールチーズ入りのえさを食べさせたチームは、
アミロイドβの量が有意に低下していました。

また、脳内の炎症状態が有意に抑制されていたほか、記憶学習に
重要な海馬という脳の領域の神経細胞の活動に不可欠な栄養因子
の量と、神経細胞が情報伝達する際に必要なシナプスの量が、
改善していることもわかりました。

※海馬まで改善するとはすごいですね。記憶力も良くなりそうです。

 

❖老廃物の沈着を抑制する2つの有効成分を発見

次に、カマンベールチーズのどの成分が寄与しているのかを探索する
ために、白カビで発酵することで生じる成分に焦点を当てた結果、
オレイン酸アミドと、デヒドロエルゴステロールが有効成分だと
いうことが分かりました。

オレイン酸アミドは、生乳に多く含まれる不飽和脂肪酸のオレイン酸
に由来する成分で、ミクログリアの老廃物除去活性を高め、炎症を
抑制する作用があります。

発酵工程で発生したアンモニアとオレイン酸が白カビの酵素で反応し
て生成されると考えられます。

また、エルゴステロールに由来するデヒドロエルゴステロールにも、
炎症を抑制する強い作用がありました。

※ここで、毎日モデルマウスに食べさせたカマンベールチーズの量
は、人間に換算すると一日20グラムだそうです。

❖ミクログリアとは

ミクログリアは脳内唯一の免疫細胞で、日々加齢によって蓄積される
アミロイドβ(ベータ)などの老廃物をお掃除してくれています。

しかし老廃物の量が増えたり、加齢によってミクログリアも老化して
除去しきれなくなると老廃物が脳に沈着し、神経細胞の情報伝達が
阻害され、ミクログリアも老廃物を食べ過ぎると暴走して炎症を
引き起こすそうです。

従って、認知症予防にはミクログリアを活性化して若返らせることが
重要になってくるのですね。

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◆ビールの苦味成分の研究について

こちらの研究は、キリン株式会社と東京大学大学院農学生命科学
研究科および学習院大学との共同研究です。

適量のお酒を飲む人は老後の認知機能が高い、という報告があり、
赤ワインについては多くの研究報告がありますが、ビールが健康に
良いというイメージはあまりなく、研究開発も進んでいません。

そこでビールに含まれる成分から何か見つけ出せないかと考え、
古くから薬用植物としても知られている原料のホップに着目した
のだそうです。

❖ビールを毎日3か月間飲ませたたマウスの実験

カマンベールチーズの実験時と同様に、モデルマウスをビールを
飲ませるグループとチームと普通のえさだけを食べさせるチーム
分けて実験しました。

その結果、カマンベールチーズの実験と同様の結果が得られ、
さらに、ビールの醸造工程で生じるホップ由来の「イソα酸」に、
免疫細胞ミクログリアの活性化や脳内の炎症抑制効果があること
を発見したのです。

※色々な物質にミクログリアを活性化する働きがあるのですね。

❖内閣府の革新的研究開発推進プログラムImPACTに採択

その頃(2016年3月)内閣府の革新的研究開発推進プログラムImPACT
にこの研究が採択され、イソα酸の摂取によるヒトの脳活動への作用
が検証されました。

その方法は、50代から70代の男女25人にグラス1杯分程度のイソα酸
を含むノンアルコール飲料を1日1回、4週間にわたって飲んでもらい、
脳活動の変化をfMRIで測定したそうです。

その結果、無理のないイソα酸の摂取で脳活動改善の可能性が示唆
されたので、今後はより長期的な摂取で効果が見られるか、確認し
ていきたい、とのこと。

※今回は生活に支障のないようにノンアルコールビールで実験しまし
たが、アルコールビールでもイソα酸が含まれているので同様の結果
だと思われます。

この実験からビールの分量はグラス1杯と書かれていますが、缶ビール
1本弱ということでしょうか。飲みすぎはいけませんね

◆まとめ

カマンベールチーズの成分と、ビール(ノンアルコールビールも)
の成分が脳内のお掃除ががりである脳内免疫細胞・ミクログリアを
活性化してアミロイドβや他の老廃物を除去してくれることが
分かりました。

アミロイドβや他の老廃物がアルツハイマー病の原因のひとつで
あると考えられていることから、カマンベールチーズとビールを
摂取すればアルツハイマー病や認知症予防になるというわけです。

それならば、カマンベールチーズ20グラムをおつまみにして
グラス一杯のビールを飲めばいいかなと思いました。

いかがでしょうか。認知症は一番の心配の種ですから。

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