うま味の減塩ダイエット効果!血圧を下げてスリムになる理由と方法

text_genen.png減塩うま味を強くすると減塩効果が上がり血圧を下げ
ることが知られていますが、ダイエット効果も
あるのだそうです。

塩分のとり過ぎは、血圧が上がって心血管疾患や
脳血管疾患が発症しやすくなるだけでなく、

腎機能の低下、骨粗しょう症の発症、胃がんに
なりやすくなることが分かってきました。

太りすぎも、メタボリックシンドロームを発症
しやすくなりますので、

うま味で、減塩とダイエットが同時にできるなら
こんなうれしいことはありません。

管理栄養士浅野まみこ氏の「うまみダイエット法」を
参考に、うま味の減塩ダイエット法をご紹介します。

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◆日本人の塩分摂取量

日本の和食は、塩、醤油、味噌、漬物や干物など塩分を含む物が
多いので、どうしても塩分が過剰気味でした。

洋食が一般的になってきた現在でも、日本人の塩分摂取は多めなん
だそうです。

日本人の平均的な塩分摂取量は、食塩換算で、1日に10グラム以上
とのこと。

厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」によれば、
1日の塩分摂取量は、食塩で成人男性なら8グラム未満、成人女性
なら7グラム未満が目標量とされています。

世界保健機関(WHO)による世界基準の塩分摂取目標は、
食塩で1日5グラムです。

これに比べると、日本の厚生労働省の基準もまだまだという気も
しますが、日本人には長い和食の歴史があるのですから、無理に
世界基準にすることもないと思います。

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◆うま味減塩がダイエットになる理由

塩分が多く、濃い味のものはどうしても食欲が増し、ご飯をたくさん
食べてしまうことは、中高年齢層の人々は子供の頃に経験している
と思います。

どういうわけか濃い味は、炭水化物やアルコールが欲しくなり、早食
いにもなってしまいます。

ですから、減塩にすると食欲が減り、ダイエットにも効果的なのです。

減塩すると腎臓の負担が減ってむくみも減ります。

骨粗しょう症や胃がんにもなりにくくなることが知られています。

塩分が控えめでも、うま味の強い食事をすると満足感が得られるので
無理なダイエットにはならないのです。

浅野まみこ氏はこれを「うまみダイエット」と呼んでいるそうです。

◆うま味減塩ダイエットの方法

うま味減塩ダイエットの方法は簡単です。

かつお節のパックを購入しておいて、食事の時に「かつお節パック」
の削り節を振りかけて、うま味を強くするのです。

その代わり醬油やソース、ドレッシングなど塩分の強いものを減らす
だけです。

サラダやおにぎり、豆腐にも、かつお節をかけて塩分を減らします。

サラダにかつお節をかけると、ドレッシングが少なくてもおいしく
食べられます。

※私もやってみましたが野菜の味が実感できるようになり、かつお節
だけで、ドレッシングがいらなくなります。

上級者は、納豆や豆腐をかつお節だけで食べて、一気に減塩と食欲
調整をしているそうです。
かつお節はだしのうま味がつまった食材でカリウムやカルシュウムも
豊富です。

カリウムが塩分を排出してさらに血圧を下げ、、カルシュウムは
骨粗しょう症の予防になります。

コンビニでサラダを買ったときは、別売りのドレッシングを買わず、
持参のかつお節をふりかけることで、コンビニ食材でも減塩が
できますね。

色々工夫して減塩ダイエットをしましょう。

■浅野まみこ(あさの・まみこ)
1975年生まれ。管理栄養士。
食と健康のコンサルティング会社
「エビータ」代表取締役。

◆まとめ

かつお節パックの削り節を食物に振りかけて食べると、うま味の
おかげで塩分を減らしてもおいしく食べられます。

塩分を減らすと食欲が減るのでダイエットにもなるのです。

過剰な塩分は、血圧を上げ、心血管や脳血管の病気に
なりやすくなり、腎臓に負担をかけ腎機能を低下させます。

またカルシュウムを排出して骨粗しょう症になりやすくなり
胃壁を荒らして胃がんにかかりやすくなるそうです。

かつお節パックを利用して減塩とダイエットをするのも一つの
方法ですね。

かと言って、極端に朝から晩までかつお節を食べるような
ことはいけません。バランスが大事です。

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