耳掃除はしない方が良いと判明!その理由と耳掃除が原因の病気!

今日のミヤネ屋(日本テレビ2017年5月15日)で、body_mimi-png%e8%80%b3
耳掃除はしない方が良いということが放送されて
びっくりしました。

筆者(元気ナース)はもともと耳をいじるのが嫌いで、ほとんど耳掃除をしたことがありませんから、どちらかというとうれしいニュースでした。

耳掃除どころか家の掃除も嫌いですから。

それとこれとは別のようですが、どうして耳掃除
をしない方が良いのか、

それどころか、耳掃除をし過ぎるとどんな耳の病気
になってしまうかお知らせします。

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◆耳掃除をしない方が良い理由

❖耳垢(みみあか)には役目がある

耳垢はホコリやチリ、細菌の侵入を防ぎ、耳の中を保湿する保護膜
の役目をしているのです。

従って、耳垢を汚れだと思って、除去してしまっては、耳が保護
されなくなってしまうのです。

耳垢は食事で噛んだり、じゃべったりすることで、古い耳垢は
剥がれ落ち、新しい耳垢ができるので、通常は耳垢の掃除をしなく
ても、うまくサイクルが繰り返されているのだそうです。

筆者も特に耳掃除をしなくても、耳垢がたまるとかつまることは
ありませんからね。

❖耳掃除をすると

耳掃除をすると、耳垢が奥に入ってしまい、外耳道が詰まったり、
他のトラブルが生じるだけなんだそうです。とにかく耳に何か
を入れてはいけないのです。

綿棒の使い方にも、「耳の奥までいれないで」と書かれているので
耳のまわりと、外耳道の入り口の1cmをぬぐうだけにするだけで
良いのだとのこと。
耳かきをすると出る粉のようなものは、耳垢ではなく、耳の皮膚を
削ったものなんだとか。傷になってばい菌が入ってしまいますね。

◆耳掃除がしたくなった時の対処法

❖耳に水が入った時

綿棒は奥の水は取れないので、使ってはいけない。
耳を傾けて、とんとんと片足飛びをして水を抜き、乾くのを待つ。

❖耳がかゆい時

一過性のかゆみなら、5分間我慢すれば大抵は消える。
5分間以上かゆい場合は、耳鼻科に行くこと。触ったりしたら
かゆみの悪循環が起きて、どんどんひとくなるそうです。

❖耳の中でカサカサ音がする時

こういう時は耳垢が奥に入ってしまっているので、耳鼻科で吸引
して取ってもらうのが一番。
とにかく綿棒は周りを掃除するもので奥まで入れてはいけないそうです。

◆耳掃除でなる耳の病気。

❖耳垢栓塞(じこうせんそく)

耳垢を綿棒などで奥に押し込んでしまうと、耳垢が栓のように外耳道
をふさぎ、聞こえにくくなる。

水泳などで外耳道に水が入って耳垢が膨張したときなどにも起こる
ことがある。

❖外耳道炎(がいじどうえん)

耳かきで、外耳道の皮ふを傷つけて、感染し、炎症を起こす。

水泳のときの水の侵入や異物の侵入による場合もある。

❖外耳道真珠腫(がいじどう しんじゅしゅ)

きずついた皮ふの中に皮膚片が入り、それが成長して腫瘍(しゅよう)
になり、除去しても繰り返し腫瘍になる場合がある。
骨がとけて骨膜炎(こつまくえん)も起こるとのこと。

怖いですね。耳掃除はやはりしない方がいいです。

◆まとめ

「耳掃除はしない方が良い」というのは、

米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会(AAO-HNSF)が
『Otolaryngology-Head and Neck Surgery』
(1月3日号)で発表したのだそうです。

中国では約2200年も昔、日本では室町時代から耳かきが
始まったそうですが、耳かきはしない方が良いとは当時
の人々は夢にも思っていなかったでしょうね。

時代とともに、説が変化するのも面白いです。

耳掃除はしない方が良いのはとにかく筆者にはうれしいです。
あなたはどうですか。

もし耳掃除をしていたなら、もうやめましょう。

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