中高年登山の注意点!男性は心臓病死が女性の16倍!予防法は?

最近中高年の間で登山がブームになっています。fujisan富士山

私・元気ナースも一生に一度は富士山に登りたい
と思い、70歳を迎えようとする夏、一念発起して
無事登頂を果たしました。

しかし、6月4日(日)のニュース記事で、登山
開始6時間以内の心臓病死が多発しているとの
読売新聞の記事を見て、ちょっと恐ろしくなり
ました。

中高年の登山者、特に男性に注意していただき
たいと思い、記事にします。

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◆登山中の遭難死の原因

登山で遭難死する原因は、第一が外傷、第二が低体温症で心臓病
は第三位だそうです。

心臓病は心筋梗塞(しんきんこうそく)が多いそうです。

低体温症のことがよくニュースになりますので、遭難死の原因の
一番は低体温症だと思っていましたが、滑落などの怪我の方が
多いのですね。

そう言えば、私も富士登山ですべって転倒して同行者に心配を
かけましたっけ。

◆心臓病死の発症年齢と男女比

北海道大野記念病院(札幌市)の大城和恵医師が
2011~2015年に遭難死者が多かった10道県(長野、富山県など)
の山岳遭難者を分析しました。

林業やキノコ採りなどでの事故を除いた登山者だけでは
5年間で553人が死亡していました。

そのうちの73人が心筋梗塞(しんきんこうそく)などの心臓病が
原因でした。

❖心臓病死の発症年齢

73人の心臓病死のうち、年齢や性別が分かったのは68名で、その
68名はすべて40歳以上だったそうです。

やはり中高年は動脈硬化などで、心筋梗塞などの心臓病になる
危険が高いのでしょうね。

また、登山をする人の年齢が40歳以上の人が多いからともいえる
でしょう。

❖心臓病死の男女比

年齢や性別が判明した68人のうちの、94%にあたる64人が
男性だったそうです。

男性64人に対して女性は4人という割合、つまり男性は女性の
16倍も死亡しているのです。

この結果には驚きました。中高年の登山者は男性よりもむしろ
女性が多いのではないかと思っているからです。

近隣の登山者グループでも男性よりも女性の方が圧倒的に多い
のです。

❖男性の方が心臓病死が多い原因は?

記事にはなぜ、男性の方が多く心臓病死が多いのかについては
言及していませんでしたが、

私が思うには、一般的に女性の方が男性に比べて心筋梗塞が
少ない(3分の1程度)ことが知られています。

それは、女性ホルモンには動脈硬化の進行を抑える働きがあり
女性の方が女性ホルモンの分泌量が多いからです。

そのため女性でも閉経を迎えて以降は、女性ホルモンの分泌量
が減るために、動脈硬化が進行して心筋梗塞を発症する人が
増えることが分かっています。

それにしても、16倍というのは異常ですね。

通常の生活では男性は女性の約3倍心筋梗塞を発症するのですが
登山という厳しい状況では、やはり本質的に女性の方が丈夫
だからなのでしょうか。

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◆心臓病の発症時期と原因

❖心臓病の発症時期

やはり、北海道大野記念病院(札幌市)の大城和恵医師の調査に
よると

心臓病発症の日時がわかる56人を分析したところ
約8割の44人が初日の登山開始から6時間以内に発症していた
ことが分かりました。

❖6時間以内に心臓病が発症する原因

大城和恵医師によると
”「気温や高所、運動に体が慣れない状態で歩き始めると、心臓へ
の負担が大きくなるためとみられる」”とのこと。

確かに、私の短い経験からでも、登りはじめは結構きついのです。

普段から、ジャズダンス、卓球、合氣道で運動をしている私でも
登山は別の様です。

訓練のため何回も低い山に登りましたが、毎回登りはじめがきつい
のです。数時間で慣れてくると楽になるのですが、

富士山も頂上の方より最初の数時間が大変でした。

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◆予防法

私が訓練の時、ベテランから教わったのは、最初はできるだけ
ゆっくり、休み休み歩くこと。

最初はベテランがあまりにもゆっくり歩くのでびっくりしました
が、少したってそれが大事なことを身をもって体験しました。

休む時は山の下を向いて休むと、これだけ登ったんだという
達成感が得られて疲れが取れること。

ちょくちょく水分を補給して脱水を防ぐこと。

数日になる登山は、初日は通常の半分の距離にすること。

等でした。

とにかく無理をしないことですね。

◆まとめ

北海道大野記念病院(札幌市)の大城和恵医師の研究は、

「登山の最中に死に至る心臓病は、登山初日の開始から6時間以内
のケースが多い」という研究結果を

長野県松本市で始まった日本登山医学会で発表するということでした。

しかし、私はそれよりも、中高年の男性登山者が女性の16倍も心臓
病で遭難死するということに驚きました。

中高年の男性登山者はこの事実を肝に銘じて注意して頂きたいと
思います。

ご夫婦で登山をなさる中高年の登山者も多いですが、奥さんに
良いところを見せようと無理をしてはいけませんよ。

私の夫は山が大好きなのですが、「山は見るものだ、登ってしまって
は見えないではないか」とほざいて、もっぱらドライブで長野に
でかけては遠くから北アルプスを眺めています。

最近の私も夫と共に、山を見る側になってしまいました。

山は登るもよし、見るもよし。ですね。

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