人食いバクテリアの原因・症状・感染経路・予防や治療法は

baikin_genki.pngばい菌TBSテレビ局の番組「ひるおび」で人食い
バクテリアの 恐ろしさを写真入りで放送して
いました。
患者数が過去最高になったというのです。

昔は聞いたこともない恐ろしい名前の病気が
どんなものか 知りたくて調査しました。

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◆人食いバクテリア(劇症型溶連菌感染症)の原因は溶連菌

人食いバクテリアの日本での患者数が2014年一年間では273人だったのが、
今年2015年8月で279人の報告があり、過去最多になったといいます。

人食いバクテリアの原因菌は数種類あり、過去最多を記録した人食いバ
クテリア の原因菌は「A群溶血性レンサ球菌(以下、溶連菌)」です。

❖溶連菌とは

この溶連菌は特別な菌ではなく、普通の人の皮膚に住み着いている常在菌
でもあり 普段はとくに病気を引き起こすことはありません。

時々のど風邪を引き起こしたり、傷を化膿させたりする程度です。

元気ナースの子供達も、のどが痛くて赤くなり、膿が出たとき検査したら
溶連菌が付いたためだとのことで、抗生物質を処方されて治癒したこと
があります。

また虫さされをひっかいたことが原因でトビヒになったのも溶連菌の
せいでした。

普段は重症化しないこの菌が、何かのきっかけで重症化してしまうのが
人食いバクテリア感染症なのだそうです。

重症化するきっかけが何なのかはっきり分かっていないのが患者が増加
する 原因でもあるのでしょう。

患者数が増加するのは、この病気の認知度が上がってよく知られるように
なった ので、報告数が増えただけなのかも知れません。

❖重症化する原因になりそうな条件

・糖尿病、肝臓病、慢性腎炎、がん など免疫力が低下する病気がある
・免疫抑制剤を服薬している
・アルコールを多量に飲んでいる
・インフルエンザ、水ぼうそうなど ウィルス感染症にかかっている
・妊娠中、または出産直後である
・特に病気がなくても非常に疲れている

このような条件の人が、皮膚や皮膚内部の傷
(ひっかき傷、やけど、虫さされ、何かが刺さった、青あざ、捻挫)
に溶連菌が感染した場合、その溶連菌が人食いバクテリアになるかも
しれないということです。

体力が落ちている時が危ないのは、他の感染症と同じですね。

 

◆人食いバクテリアの症状

❖手足の傷などに次のような症状が出る

・強い痛み
・水ぶくれができる
・皮膚の色が赤紫や黒色に変化する
・皮膚を押すと中でガスが移動するような感じがする

❖上記の症状が悪化すると

・発熱、風邪のような症状がでる
・血尿、尿が減るなど腎不全の症状がでる
・血が止まりにくくなり、全身に小さな赤い点(出血跡)が出る
・意識がもうろうとするなどの意識障害が起る
・嘔吐や下痢などの症状が強く出るものもある

重症化すると30~40%の致死率だということですから、手足の症状
のうちに受診することが大事ですね。

 

◆人食いバクテリアの感染経路

手足の傷などから感染する場合が多いのですが、腹部や背中、首や
生殖器 に感染する場合もある。

溶連菌はどこにでもいる菌で、人食いバクテリアはインフルエンザなど
とはちがって、人から人へ感染するものではないとのこと。

何かがきっかけで特別の人が重症化して人食いバクテリアになるようです。

テレビでは30歳以上の人、特に65歳以上の高齢者に多く発症する
といいますから、やはり免疫力の低下している人がなりやすいようです。

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◆人食いバクテリアの予防法

今のところ、皮膚の表面や内部の傷に溶連菌が付かないようにする以外の
方法はないようですので、次の方法が良いとされています。

•傷ができたら、すぐに、シャワーや流水でしっかり洗う
•傷があるうちはプールや温泉、海に入らない
•手指を清潔に保ち、傷に触れないようにする

※皮膚を薬品で消毒するのは、人食いバクテリア感染症に効果がある可能性と、
逆効果の可能性があるとのことですので、流水やシャワーで洗い流すのが
いいようです。

汚れている場合は石けんで洗う程度にしておくことですね。

 

◆人食いバクテリアの治療法

皮膚が壊死(死ぬこと)して黒くなる前の初期であれば、抗生物質を内服
することで完治するが、壊死した場合は、手術で患部を切除することになる。

菌が広がってしまった場合は、命を救うために手足を切断しなければならない
こともある。手術中も手術後も必ず抗菌薬の点滴を行う。

救命のためとはいえ、手足を切断するのは大変つらいことです。
早期発見が大事ですね。

 

◆まとめ

人食いバクテリアは劇症型溶連菌感染症と言って、原因はどこにでもいる
溶連菌が皮膚や皮膚内部の傷に感染して生じる。

溶連菌は傷に感染しても、普段は特に重症になることはないが、
何かがきっかけで人食いバクテリアになることがある。

30歳以上で、特に免疫力が低下している高齢者がなりやすい傾向があり
致死率30~40%という恐ろしい病気である。

他に人食いバクテリアの症状や、かかりやすい人、感染経路、予防法、
治療法について書きました

インフルエンザのように人から人へ感染するわけでもなく、一部の人に
しか 起らないようですが、早期発見が一番ですね。

むやみに恐れることなく、傷を作らないこと、できた傷や内出血をよく
観察し、記載されている異常が出たらすぐ手術のできる総合病院で受診
すれば良いことがわかりました。
参考文献:
「人食いバクテリア」とは?医師が解説する症状・予防・感染対策まとめ
http://medley.life/news/item/55d3cb98aed6eb8720cee0dc
壊死性軟部組織感染症の症状・原因・治療
http://medley.life/diseases/item/55d3aea30003dee31ad3f70d

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