腰痛対策の最新法!寝返りを増やすストレッチで再発なし!ガッテン
昔から色々な腰痛対策がありますが、一時的
に改善しても、すぐに再発するのがほとんどで
した。
しかし11月2日のNHKガッテンで放送された
「解禁!腰痛患者の8割が改善する最新
メソッド」は、東大病院が7年もかけて開発&
検証を続けてきた腰痛対策だそうです。
なんと8割もの腰痛患者に大きな効果があり、症状が劇的に改善する
だけでなく、再発がストップするストレッチとのこと。
再発しないということが驚きで信じられません。
腰痛持ちの人には意外な共通点があり、それさえ解消すれば腰痛を
元から絶つことができるのだそうです。
2000人近くの患者が効果を実感したといいますから、本当なのでしょう。
この記事の目次
◆腰痛持ちの人の共通点は寝返りが少ないことだった
つまり、寝相が良い人ほど腰痛がはげしくなることがわかったのだ
そうです。
発見したのは、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部の
理学療法士山口正貴(まさたか)さんです。
腰痛持ちの人の一晩の寝返り回数は5回~7回。
これは日本人の平均寝返り回数が24回に比べると極端に少ないです。
❖寝返りが少ないと腰痛持ちになる理由
お腹には内臓脂肪や色々な臓器が集中していますので、寝る
と体重の40%が腰にかかります。
すると腰の回りの血の流れが悪くなり、酸素が欠乏して、筋繊維が
炎症物質を大量に放出して長時間にわたり痛みを起こします。
さらに、腰の骨が沈むので、痛みに敏感な靭帯が圧迫されるので
痛みのダブルショックに見舞われるのです。
※なるほど、寝相が良くて同じ姿勢でいる人は血流が悪く
なるのですね。
あさ起きた時に腰が痛い人は寝返りが足りないのです。
山口正貴さんは、腰痛がいつ起きるかを多くの人に質問したところ
朝起きた時と答える人が多いことから寝返りが原因であることに
気づいたのだそうです。
❖やわらか過ぎるマットも同じく腰痛の原因
やわらか過ぎる布団やマットで寝ると、お尻が沈み、腰椎が曲がり
ため痛みに敏感な靭帯が伸びて痛みが起こります。
また、お尻が沈むと寝返りができないので、上記と同様血流が低下
して酸欠になり炎症物質がでて痛みが起こるのです。
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◆寝返りが少ない原因は
腰痛持ちの人は寝返りが少ないというのはどうしてなのでしょう。
山口正貴さんが調べてみると、腰痛持ちの人は筋肉が硬いのだ
そうです。
それは、腰痛歴がながい人は、腰をかばう動作が多いので、知らず
知らずのうちに全身の筋肉が硬くなっていると考えられるとのこと。
日常生活の動作が支障なくできる人は、本来寝返りができる筋力
はあるのですが、
筋肉の硬いところがじゃまして寝返りができにくいことがわかり
ました。
寝返りを増やすにはやわらかい身体を作ることだと気づいた
山口正貴さんは、長年の研究により、4つの最強ストレッチを
考えだしました。
◆寝返りを増やして腰痛を解消する4つの最強ストレッチ
1.腰をねじる。 肩とひざが床から離れないようになるのが目標。
2.ひじ立て+ひざ曲げ。 痛みや硬さを感じなくなるのが目標。
3.ひざ抱え。太ももが胸につくようになるのが目標。
4.タオルで脚上げ。下ろしている脚のひざを伸ばしたままで、
上げている足裏が天井を向くようになることが目標。
このストレッチは2週間から1か月続けることがおすすめとのこと。
再発しないなら、それぐらいは続けられそうですね。
4つの最強ストレッチの画像や詳細はこちら>>NHKガッテンサイトへ
◆まとめ
寝相が良いこと、眠っている間の寝返りが少ないことが腰痛の原因
になるとは全く驚きました。
そして、寝返りの少ない原因は筋肉が硬いことであるから
筋肉を柔らかくすると寝返りが増えて腰痛が治るという、今まで
にない考えです。
日中色々な対策をしてもあまり意味がないようです。
腰痛は夜作られるのですから。
腰痛のある人はこの4つの最強ストレッチをためしてみるといいですね。
私は畑仕事をし過ぎたときに少々腰痛になることがありますが、
腰をそれすとすぐ治る程度ですので、まだ必要はないようです。
東大病院の腰痛対策と言えば松平 浩(まつだいら こう)先生の
腰痛はもう怖くない 3秒から始める腰痛体操
腰痛は動いて治す>>腰痛はもう怖くない 3秒から始める 腰痛体操 [ 松平浩 ]
が有名です。3秒でいいので、軽い腰痛ならこちらでもいいですね。
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