心臓を強くする方法があった!心臓病の人も鍛えられる心臓リハビリ





4月19日のNHKガッテンでは、心臓に負荷を与えるroujin_sinzouhossa.png心筋梗塞
ことで、心臓が強くなって、長い間の低酸素状態に
耐えることができるようになることが分かった
というのです。

そうなれば、たとえ心筋梗塞になって低酸素状態
に陥っても、助かる確率が高くなり、心筋梗塞の
手術後も快復が早く、後遺症も残らないなど
予後も非常に良いのだそうです。

その仕組は、運動によって心臓に軽い負荷を与えて酸素不足にすると、
エネルギーを産出する細胞内のミトコンドリアが活性化されて低酸素
でもエネルギーを産出するようになるというのです。

では、ミトコンドリアを鍛えて心臓を強くする方法についてご紹介します。

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◆心臓の病気や心臓の不調がない人

心臓病がない人の鍛え方の目安は

「心拍数110程度の有酸素運動」+「ちょいキツ筋トレ」です。

❖心拍数110を目安にする理由

心拍数110は心臓に効果があり、かつ安全にできる運動の強さ
であることが研究でわかったからです。

この強さは、しゃべりながら続けられる、息が少しあがる程度です。

例えば、早歩き、自転車こぎ、階段の上り下り、坂道を登る など

ちょっときつい動作を、合計で一日30分程度を週3回行うのが
奨励されています。

❖ちょいキツ筋トレとは

心拍数110の運動にプラスして、時々少し強い筋トレを混ぜると
更に効果が上がりやすいことがわかってきたそうです。

番組で紹介された筋トレは、壁やテープルに肩幅ぐらいの間隔で
両手をついて行う「壁立て伏せ」です。

腕立て伏せを壁やテーブルに両手をついて行う運動で、普通の
腕立て伏せよりずっと楽です。

1日10回から始めましょう。ちょっと簡単過ぎますが、普段運動
をしていない人は10回から始めた方がいいですね。

注意:関節が痛い人、体力の無い人、運動を禁じられている人
歩行困難者、転倒の危険がある人などは、行わないで下さい。
また、不都合が起ったら中止して下さい。

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◆心臓の病気のある人には心臓リハビリテーションで

西暦2000年までは、心臓の悪い人は、安静にするべきだと思われて
いたのですが、心臓の病気がある人でも、その人に合った方法で
リハビリテーションをすれば、心臓の機能が改善することがわかって
きました。

今では、心臓専門の医療機関やリハビリテーション科などで、心臓
のリハビリテーションが行われており、非常に効果があがっている
そうです。
番組では、心臓病の人でもかなり鍛えられているのに驚きました。

心臓病のある人は、ご自分の勝手な判断で運動をするのは危険
ですので、お近くの心臓リハビリ実施施設をお訪ね下さい。

日本心臓リハビリテーション学会のホームべーじで
心臓リハビリを実施している施設が紹介されています。

日本心臓リハビリテーション学会>> 心臓リハビリ実施施設

◆まとめ

心臓を鍛えて強くすると、心筋梗塞になったとしても、助かる確率
があがり、後遺症もなくなり手術の予後も良いことがわかってきま
した。
そこで、心臓の病気がない人は、
「心拍数110程度の有酸素運動」+「ちょいキツ筋トレ」が
心臓を強くすること。

心臓の病気がある人は、心臓リハビリを行っている施設で
その人に合った運動をするのが良いことをお知らせしました。

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