胃もたれの原因は主に胃酸過多とストレス!予防と対策について
今、日本人の4人に1人、中でも多くの女性が胃の不調を抱えていると言われています。
私も高校生の頃、ずっと胃の具合が悪く、胃もたれ、胃痛、おまけに下痢になやまされていました。
大学病院で検査をしても胃が少し下がっている他は異常なしと言われ、原因がわかりませんでした。
それが、大学に入学し、うるさい両親の元を離れて、一人で下宿生活を送るようになって
すっかりなおったのです。
ストレスが原因だったのでしょう。
NHKのあさいちという番組で、「胃もたれの原因驚きの真実」という題名?で
胃もたれの主な原因はなんと「胃酸過多とストレスによる機能性胃腸症(ディスペプシア)
である」ということが放送されたので、その放送内容や調べたことをお知らせします。
◆胃酸過多で胃もたれを感じる理由:
胃酸が増えると、腸で酸の中和が間に合わなくなるため、
胃に、それ以上「消化物を送らない様に」、腸管ブレーキと呼ばれる指令を出して、
胃の動きを止めるのです。
それと同時に、脳にも「それ以上食べないように」指令をだします。
それを「胃もたれ」という感覚として脳が感じているのではないかと考えられているそうです。
★胃酸過多で腸が胃の動きを止めることは知らなかったです。まさに驚きの真実です。
◆胃酸過多の原因は、食生活の欧米化とストレスです。
欧米食は胃酸を増やすホルモンであるガストリン値が上がるだけでなく、
時間がたっても出続けることが分かりました。
欧米食には、ガストリンを増やす「タンパク質」と、
食べ物を胃の中に長くとどまらせる「脂質」が、
多く含まれているからだといいます。
胃酸過多の原因としては、他にストレスや食習慣の乱れなどが挙げられます。
ストレスによって交感神経が常に優位となり、胃酸を過剰に分泌します。
ストレスはまた、血管を収縮させることから、胃の粘液の分泌を低下させるため
消化不良気味になりそれが胃もたれの原因となります。
食習慣の乱れについては、食べ過ぎや飲み過ぎ、消化の悪いものの摂取などが挙げられます。
◆胃酸過多の予防と対策
・一度に多くのタンパク質と脂質をとらない
・植物性のタンパク質にする
・寝る前に食べない
・空腹時のカフェインやアルコールは要注意
・牛乳を飲む
◆ストレスによる機能性胃腸症(ディスペプシア)
機能性胃腸症とは:慢性の胃もたれや痛みなどの症状はあるが、異常が見つからないもの。
ストレスによって、胃の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れて、
食べ物を消化したり、小腸に送り出す働きが弱まり、胃もたれの原因になると
考えられています。
ストレスが主な原因と考えられるので、ストレスの悪循環を断ち切ることが治療になり、
じっくり話を聞いてあげるなどの問診で治ることも多いそうです。
★私の胃もたれは、大学受験と口うるさい両親の過干渉によるストレスが原因だったようです。
親と離れて、自由になれたことでストレスがなくなったのでしょう。
今は胃カメラ検査でも、「20歳代の胃袋だ、きれいだね」と驚かれます。
あと2年で80歳というのにです。
◆まとめ
胃もたれの原因は主に胃酸過多とストレスによる機能性胃腸症である。
胃酸過多で腸が胃の動きを止めるために胃もたれがおこる。
胃酸過多の原因は欧米食とストレスなので
欧米食を減らし、ストレスを避けることが大切。
慢性の胃もたれや痛みなどの症状はあるが、異常が見つからないという
機能性胃腸症の原因はストレスなので
ストレスを減らすことが予防と治療である。
すべての病気の原因はストレスであるとも言われているように
ストレスを減らすことはとても重要であることがわかりました。
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