健康カプセル!元気の時間でお腹の不調の原因であるSIBO予防法が紹介

body_chou.png小腸大腸2020年5月24日放送の「健康カプセル!元気の時間」でお腹の トラブルの原因になるSIBO(シーボ)を予防する生活習慣法が 紹介されました。

消化器内科専門医の江田クリニック院長、 医学博士・江田証先生の監修です。

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◆お腹の不調の原因SIBOの予防法

❖SIBO予防法でお腹の不調改善効果がでる理由

SIBOとは

SIBOとは、小腸内細菌異常増殖症のことで
お腹の不調(トラブル)である、下痢・便秘・お腹の張りの原因 は
小腸内の細菌の異常繁殖なんだそうです。

小腸内で細菌が過剰に増えてしまうと、
この過剰発生した細菌が 大量のガスを発生させ、

小腸に大量のガスが貯まり、 食後にお腹が出る原因になるといいます。

また、細菌が発生するガスには、大腸の働きを過剰にしたり、
反対に抑制する成分が含まれているので、
これらが腸全体を刺激して、便秘や下痢の原因になるのです。

最近の研究で、SIBOになると免疫力が低下し、
全身の不調にも つながることが明らかになっています。

SIBOの主な原因はストレスだそうで、 ストレスにより小腸の動きが鈍くなり、
そのために細菌が活発化し、 結果としてSIBOにつながるといいます。

小腸・大腸の役割
小腸は胃からつながり、6~8mもの長さがある 人体で一番長い臓器です。

※小腸が長いのは、胃で溶かされた消化物を細かく分解し、
栄養を吸収する という役割があるからですね。

こんなに長いし、栄養分がたくさんあるのですから、
この中で細菌が増殖するのは理解できます。

また、大腸には消化物の水分を吸収して、便を作り 排出するという役割があります。

※いずれにしても、お腹の不調の原因にSIBOが関係している ことがわかりました。
SIBOを予防すれば、お腹の不調も予防できることになります。

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❖お腹の不調を防ぐSIBO予防法

1)食べ物に注意する
お腹に良いとされているヨーグルトは、糖質が細菌のエサ になるので、
ガスを発生させやすく逆効果になる。

りんごやニンニク、納豆などもガスを発生させやすいので 要注意とのこと。

一方、こんにゃくに含まれる糖質は、細菌のエサには なりにくいと江田証先生。

そして、一番ガスを発生しにくいのが米。

※やはり日本人には米が一番なんですね。
悩んでいる人はパンより米を食べるのがよいとのこと。

 

2)食前に歯を磨く
食前に歯を磨くと、口の中の細菌が除去されて 腸内に入る細菌が減るので、
SIBOの予防になります。

なるほどですが、食前に歯を磨くなんて思いもしませんでした。

3)適度に立つ
1時間に1回程度、立ち上がることで、
小腸内の細菌を殺す胆汁の分泌量が 増加する。

4)お腹を温める
お腹を温めると、血流がよくなり 小腸の粘液が増加して
小腸の働きが活発になり、 細菌の増殖をおさえる。

腹巻きをしたり、温かい飲み物を飲むと良い。

5)お腹のJマッサージをする
右手のひらで、おへその左上5cmから下になでおろし
下腹で右に曲がり、アルファベットのJの 字になるようにさする。

朝晩、各5回ずつ行うと、食べ物をスムーズに移動させ
小腸内の細菌の発生を防ぐ。

6)間食をしない
小腸は空腹時に、食物を移動させて小腸のお掃除を しているので、
間食するとお掃除ができず、 食物が滞って細菌増殖が生じやすい。

7)ウォーキングをする
運動不足になると、腸を動かす筋肉(骨盤底筋)が弱り
便やガスが小腸に停滞する。

激しい運動は逆効果なのでウオーキングか軽いジョギング
をすると腸が刺激される。

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◆まとめ

SIBOチェックしてみよう

・少ししか食べなくてもお腹が張る
・下痢気味または便秘気味
・頻繁に腹痛がある
・おならがよく出る
・お腹がよくギュルルルと鳴る

こんな症状がある人は SIBO予防法を試してみてはいかがでしょう。

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