老化の原因は無重力!30分毎に立ち上がれば簡単に若返る理由
「ためしてガッテン」から、「ガッテン」に題名が
変わってからあまり面白くないと思っていましたが
11月16日の「NASA直伝!魅惑のアンチエ
イジング術」は私にとっては久々のヒットでした。
こんなに簡単で納得のいくアンチエイジング
方法が発見されたのは、すばらしいことです。
若返りたい人や健康になりたいすべての人々に
教えてあげたいです。
この記事の目次
◆老化スイッチは耳の中にあった
宇宙から帰還した宇宙飛行士は皆車椅子に座って帰りますね。
無重力にいると、それほど体力が弱ってしまうのです。
NASAの研究によると、宇宙では地球上の10倍の速さで老化が進む
ことが分かったのだそうです。
❖無重力での主な老化現象
- 骨密度の低下:地上で起こる老人の1年分の低下が宇宙では
1か月で起こる。 - 循環機能の低下
- 脂質・糖などの代謝異常
- 筋力低下
- 免疫力低下(がんのリスクも)
- 認知機能の低下
こうしてみると生きるためのすべての機能が低下することがわかります。
無重力ってこんなに身体に悪いのですね。
でも宇宙飛行士はみな宇宙で毎日3時間以上運動しているのに
どうして筋力まで低下するのでしょう。
❖無重力で運動してもダメな理由
老化を左右する犯人は、耳の奥の内耳という所にある耳石(じせき)
という小さな石だったのです。
耳石は重力を感知する装置で、身体が傾くと耳石が重力に引っ張ら
れるとその下にある細い毛の集団が感知して信号を脳に伝え、脳が
筋肉を刺激することにより筋肉が動くのです。
無重力では耳石が浮いてしまい、信号が伝わらないので筋肉が
あまり動かず弱るのです。
◆座り続けるのは無重力と同じ
❖2時間座り続けた平均台の実験
番組では若い男性3名が平均台の上を歩く実験をしました。
2時間座り続けた後に、平均台を歩かせたら、実験前は最後
まで歩くことができたのに、実験後は全員がほとんど最初
から歩けなくなったのです。
びっくりですね。
❖無重力スポット
マージャンをやる人やお風呂の番台に座る人は、長い時間座り
続けるので、2大無重力スポットであるとのことで、無重力と同様
な悪影響があるそうです。
長時間座ると耳石が動かないことがいけないのですね。
1時間座ると22分寿命が縮むという研究結果があるそうです。
どうやって調べたのでしょうね。
とにかく長時間座り続けるのはいけないことが分かりました。
❖耳石の役目
耳石は全身の筋肉や自律神経とつながっているため、耳石が活発に
働くと、筋肉の活動がよくなる上、心臓や内蔵の働きも良くなり
血流が活発になります。
その結果、コレステロールや糖の代謝もよくなるとのこと。
一方、耳石があまり動かないと全身の筋肉や自律神経の働きもおと
ろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など、上記の無重力
状態と同様の様々な悪影響が起こると考えられるようになった
のです。
スポンサードリンク
◆若返りの秘策とその理由
NASAの研究で分かった若返りの秘策は
「30分に1度立ち上がること」だそうです。
その理由は、
「立ちあがる」動作は、頭が前後左右上下に動くので、耳石を効率的
に動かすことができるからです。
❖30分に1度立ち上がる実験結果
番組では座り続ける時間が長い人々に「30分に1度立ち上がる」
実験を2週間続けてもらいました。
すると、
- 中性脂肪が15%減少
- 悪玉コレステロールが5%減少
- 善玉コレステロールが11%も増加し
たった2週間で本当にこんなに効果があるのでしょうか。
私は中性脂肪と悪玉コレステロールが基準値より少し高めです。
パソコンに向かって座っている時間が長いせいでしょうか。
30分毎に一回立つことをぜひ実行しようと思います。
次回の健康診断が楽しみです。
◆まとめ
NASAの宇宙飛行士の研究により
老化の原因は、無重力状態にいることと判明しました。
そして、長時間座っているのは無重力状態にいるのと
同じで、それは耳の中の耳石が動かないことによる
ようです。
30分毎に立ち上がると耳石が効率的に動き、運動しなく
ても、若返ることができることが分かりました。
では立ち上がることができない人はどうしたら良いのか
と思いましたが、頭を動かして耳石を動かしても効果
はあると言います。
しかし、寝た切りでは、重力の働きが弱いので、立ち
上がるより効果は少ないことでしょう。
眠っている間は仕方ないですが、寝返りをたくさんする
ことで耳石は動くと思われます。
以前に放送された寝返りを増やして腰痛を治す体操が
役に立ちそうです。
腰痛対策の最新法!寝返りを増やすストレッチで再発なし!ガッテン
最近のコメント