インフルエンザにタミフルは効果なし!コクランとロッシュに拍手を

近頃めっきり寒くなり、インフルエンザの予防接種のことが取りざたされる季節になりました。

250px-Tamiflu.jpgタミフル先日、インフルエンザワクチンは効かないことについて記事を書きましたが、

今回はそのインフルエンザの治療薬であるタミフルも効果がない

という海外の調査報告についてです。

今回は、調査報告をしたコクランも、
タミフルの製薬会社であるロッシュも
偉かったと思うのです。          写真はウィキペディアより

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◆タミフルは効果なしというコクランの調査報告

昨年2014年4月にコクラン

インフルエンザ治療薬「タミフル」はインフルエンザにはほとんど効かないうえ、高い確率で副作用が出る

という結果を発表し、衝撃が走ったそうです。
それはタミフルが効かないということよりも、コクランが発表した
からなのです。

コクランとは

コクランとは The Cochrane Collaboration のことで、日本語では
「コクラン共同計画」と訳されています。

「コクラン共同計画」は、英国のオックスフォード大学に本部を置き、
医療行為の有効性に関する情報を提供する国際的非営利団体です。

もっと簡単にいうと 薬や治療法および予防法などが
本当に効果があるかどうかをひとつひとつ検証して、
正しい評価を世界に伝えるための国際的な研究組織です。

コクランの名称は、英国のスコットランドの医師アーチーボールド・
コクラン(Archiebald Cochrane, 1909~1988)にちなんでつけられました。

彼は、すべての医療行為は、科学的な根拠に基づいて行われなければ
ならないことを提唱した人です。

コクラン共同計画がはじまったのは、1992年、コクランが亡くなってから
彼の夢が実現したのですね。

コクラン共同計画は、NPO「民間非営利団体 Non Profit Organization」
であり

特定の団体、利権による圧力に左右されず、完全に中立な立場で活動
しています。
しかもメンバーはボランティアで参加しているというから 驚きです。

そのため、コクラン共同計画は、世界の医療関係者から絶対の信頼を
得ているのです。

そのコクランが、
「タミフル」はインフルエンザにほとんど効果がないうえに、高い確率で
副作用が出る
と発表したために、衝撃が走ったのです。

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◆調査のデータを提出したロッシュ(ロシュ)

しかし、コクランが調査した9623人におよぶデータは、タミフルの
製造会社であるスイスのロッシュ(ロシュ)製薬が提供したという
から驚きです。

当然のことながら、ロッシュは最初は自社に不利益になるデータを提出
することを拒んだそうです。

が、コクラン計画が英国や北欧などの政府を動かして圧力をかけた結果、
ついに自社が収集したデータを提出したのです。

これはすごいことだと思います

タミフルが効かないらしいことは予想されていましたから、邪悪な会社
ならデータを改ざんしたかもしれません。

昨年起きたどこかの製薬会社は、さんざんデータの改ざんを行って
いましたからね。

ロッシュはその前例と将来を考えて正直にデータを提出したのでしょう。
それによって、信頼が得られたと思います。
拍手を送りたいです。

そもそもタミフルが効かないのは、最初にタミフルが出たときのデータ
に偽りがあったのでしょうか。

それともインフルエンザウィルスに耐性ができて効かなくなったので
しょうか。疑問です。

◆気になるタミフルの副作用

virus_outo.png嘔吐それはそうと、タミフルの副作用とはどんな作用なのでしょう。

厚生労働省のタミフル使用上の注意

次のような症状に気づいたら、早めに医師に相談して下さい。
腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、血を吐く、おなかがはる、口内炎、口の中の不快感、くちびるがはれたり 赤くなる、
食欲不振、胸やけ、体温が平熱よりも下がる、
頭痛、眠気または眠れない、強い刺激を与えないと目覚めない、めまい、視野が狭くなる、視野の中に見えない部分がある、
ものが二重に見える、ふるえ、しびれ、じんましん、
かゆみ、あざができやすくなる、尿に血が混じる、息苦しい、脈が速くなる、脈が乱れる、胸がどきどきする、胸が痛い、背中が痛い、疲労、耳の痛み

他にも何か変だなと感じたら、医師または薬剤師に
相談してください。

と厚生労働省のホームページに書かれています。
すごい注意事項ですね。

また、タミフルの添付文書には、「精神・神経症状(妄想、せんもう、
けいれん、嗜眠)が現れることがある」
と書かれているそうです。

以前問題になったタミフル内服時の異常行動(転落・飛び降り)
発熱後24時間以内に起きており、

タミフルを内服しない10歳代の子供にも起こっていることから、
熱によるせんもうと、一部脳症と考えられており、
いまだにタミフルとの関係は分かっていません。

しかし異常行動が10歳代に集中していることから、10歳代未成年者にはタミフルの使用を控えるようになってからは、

医療関係者の注意もあるのか、転落や落下の異常行動による死者は でていないようです。 やはりタミフルの副作用なのでしょうか。

こんなに副作用があるのに、効果のないタミフルは処方されても
普通は断った方が良いようです。

ただし、非常に体力が弱っている人などには、コクランの記述にあるように【有益性が危険性を上回る】なら、使用して良いと思います。

でもやはり、効かないとわかったタミフルを使用する理由がわかりません。

◆タミフルの売り上げの8割は日本市場

世界で一番多くタミフルを買って、使っている国は日本なのだそうです。
タミフルの売り上げの約8割は日本だというのですから、 驚きです。

もはやタミフルは日本なしでは立ち行かなくなっている とのこと。
タミフルの備蓄も半端な数ではありません。

ヤフーニュースによると、2013年4月時点で6310万人分の
インフルエンザ治療薬の備蓄のうちの5424万人分がタミフル だそうです。

現在はどうなっているのかわかりませんが、効かない薬を
それほど多量に備蓄するなんてこれもひどい無駄遣いですね。

今回のコクラン計画の発表で、厚生労働省はどのような対応を
するのでしょう。

◆まとめ

世界の医療関係者から絶対の信頼を得ているコクラン共同計画が、
「タミフルはインフルエンザにはほとんど効かないうえ、
高い確率で副作用が出る」と発表したので世界中に
衝撃が走ったこと。

タミフルの副作用についても調べました。

結果

極端に体力が弱っている人など、【有益性が危険性を上回る】
場合以外はタミフルは使用しない方が良いと思われます。

そして、これを発表したコクラン共同計画やデータを提供した
タミフル製造会社・ロッシュの勇気ある行動に拍手を送りたい
と思います。

関連記事>>
インフルエンザワクチン効果なし!乳児は打つな!副作用が危険

(ソース:インフルエンザにタミフルはほとんど効かないとの
海外調査報告 Business Journal 11月15日(日))

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One Response to “インフルエンザにタミフルは効果なし!コクランとロッシュに拍手を”

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