高血糖が顔でわかると判明!その理由と高血糖を防ぐ最新の方法




2018年11月6日放送の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で
高血糖リスクが高い人は顔のほうれい線が深いという特徴がある
ことが分かったそうです。ほうれい線

高血糖の人のほうれい線が深くなる理由と、高血糖を防ぐ最新の方法が
いままでにない方法でしたので、その方法で血糖値が下がる理由も
ご紹介しようと思います。

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◆高血糖リスクの高い人は顔のほうれい線が深い理由

血糖値が高い人は、まず糖分によって血管がボロボロになりますから、
皮膚にも損傷が生じて、しわが増えるのはわかります。

その結果ほうれい線も深くなるのは予想がつきますね。

番組でも、国際医療福祉大学の浦野友彦(老年医学)主任教授は
糖分は皮膚組織にダメージを与えるのでほうれい線が深くなる
とおっしゃいました。

なるほど、それでほうれい線が深い人ほど高血糖の傾向があるのですね。
言われてみれば当然ですが、今まで気づきませんでした。

 

❖浦野友彦主任教授の画像とプロフィール
https://narita.iuhw.ac.jp/staff/igakubu/3023.html

◆高血糖を防ぐ最新の方法

❖高血糖を防ぐ最新の方法はビタミンD

浦野友彦主任教授は、ほうれい線が深くなる原因にはビタミンDが
関係するとおっしゃいます。

ビタミンDを多く採っている人は糖尿病リスクを抑えられるという
研究データがあり、ビタミンDは血糖値を改善できる栄養素なのだ
とのこと。

ビタミンDは骨を作るのに必要な栄養素だとばかり思っていましたが
血糖値を改善するとは驚きです。

糖を制限するだけでなく、ビタミンDを摂ればいいのですね。

❖ビタミンDが血糖値を改善する理由

浦野友彦主任教授は、ビタミンDを多く採るとオステオカルシンが
分泌し血糖値を抑えるのだとのこと。

オステオカルシンが少ない人は多い人より8倍も糖尿病発祥リスクが
高いのだといいます。これはすごいですね。

さらに日本人のほとんどはビタミンD不足で、冬は紫外線の量が減る
ため体内のビタミンDの量は少なくなりますから、食べ物からビタミンD
を摂る必要があるのだそうです。

❖オステオカルシンとは

オステオカルシンは、骨を形成する細胞である骨芽細胞が分泌する
タンパク質で、骨ホルモンとも呼ばれています。

骨中に約0.4%の割合で存在し、わずかな量が血中を循環して
全身のエネルギー代謝を活性化する作用があり、NHKでも放送されて
近年注目を集めています。

 

九州大学は、「オステオカルシン」を経口投与することで、
血糖値が下がり、全身の代謝が活性化することを明らかにした
とのことです。

ビタミンDは骨を形成する働きをするので、ビタミンDを多く摂れば
オステオカルシンも増えるということでしょう。

オステオカルシンは全身のエネルギー代謝を活発化するので、
ダイエットやメタボリックシンドロームにも効果を発揮すると
考えられます。

❖ビタミンDを摂る方法

昔から日光に当たればビタミンDが体内で作られることは周知
のことですが、戸外に出る時間が少ない人や、紫外線が少ない
冬期や雪国の人は、食べ物から摂る必要があります。

番組で紹介された、ビタミンDが効率よく多くとれる食物は
キノコでした。

ビタミンDがしっかり摂れている新潟・魚沼の人々は
10種類以上のキノコを山々で採取して日常的に食べていることが
判明しました。

キノコは干すとビタミンDが2倍ぐらいに増加することがわかって
います。また油の一緒に摂ると吸収率も上がります。

●紹介されたレシピ

トンビマイタケのから揚げ
ナラタケたっぷりのけんちん汁
ナラタケとマイタケのきんぴら
天日干しキクラゲのサラダ

その他にもたくさん考えられますね。

❖オステオカルシンを増やす簡単な運動

ビタミンDを増やしてオステオカルシンを増やすのもいいですが、
直接オステオカルシンを増やす運動があります。

それは簡単な運動で骨を刺激してオステオカルシンを増やすのです。

番組では紹介されませんでしたが、

九州大学で「オステオカルシン」を経口投与することで、血糖値
が下がることを研究開発した、骨ホルモン研究の第一人者である
平田雅人さんが

女性セブン2018年3月15日号で提案されていました。

それは、「かかと落とし」と「ミニジャンプ」です。

なぜなら、
「骨の代謝を高めるには、かかとの骨を刺激するのが効果的」
なのだとのこと。

それが簡単にできるのが「かかと落とし」と「ミニジャンプ」
なのですね。

●「かかと落としのやり方」

まっすぐに立って背筋を伸ばし、両足のかかとを高く上げて
つま先立ちをします。

全体重をかかとにかけるように、ストンと勢いよくかかとを
落とすだけです。1日30回が目標です。

※筆者は数十年前、閉経後骨密度が90%ぐらいに下がったので
歯をみがきながら、1日60回かかと落としをはじめました。

すると、数ヶ月で100%に回復、現在は120%を前後しています。

甘い物が大好きで、毎日チョコレート、あんみつ、果物などを
食べていても高血糖にならないし、太りもしないのは、
「オステオカルシン」がたくさん出ているせいかも知れません。

いつも若いと言われ、シワも同年齢の婦人たちより少ないです。
でもブスなので、写真は公開しませんが(笑)

●「ミニジャンプのやり方」

高さ10cmぐらいの踏み台や階段(一段)を利用して、台の上から
両足でストンと飛び降ります。その場で10cmぐらいジャンプして
も良いそうです。

体重の何倍も負荷がかかるので、かかと落としより刺激が強く
1周間でオステオカルシンが1.5倍になった人もいるそうです。

ミニジャンプも1日30回が目標です。

※ミニジャンプは膝の悪い人には刺激が強すぎるので、軽い
「かかと落とし」の方が良いと思います。

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