新型コロナウイルスの症状は?危険性や死亡率、潜伏期間や対策は?
新型コロナウイルスによる感染はついにアジア以外に
ヨーロッパや米国にまで広がり、連日ニュースを騒がせています。
日本人の感染者もどんどん増えて、
何かと心配な新型コロナウイルスです。
新型コロナウイルスや他のコロナウィルスについて、
感染したらどんな症状がでるのか、どれぐらい危険なのか
死亡率や潜伏期間はどれぐらいなのかなど、調べてみました。
この記事の目次
◆コロナウイルスの種類と症状や死亡率など(厚労省調べ)
コロナウイルスとは、人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルス
で、これまで6種類が知られています。
❖普通の風邪の症状
6種類のうち4つのウイルスは毎年世界中で蔓延する普通の風邪で、
宿主動物は人(ヒト)、主な症状は鼻炎、下痢などです。
残りの2種類が重症化するものでSARS(サーズ)、MARS(マーズ)
として知られています。
❖SARSの症状や死亡率
SARS(重症急性呼吸器症候群)の宿主動物はキクガシラコウモリ
で、主な症状は高熱、肺炎、下痢などです。
死亡率は約10%で、患者数は8098人でした。
❖MARSの症状や死亡率
MARS(中東呼吸器症候群)の宿主動物は、ヒトコブラクダで、
主な症状は、高熱、肺炎、腎炎などです。
死亡率は約34%で、患者数は2494人でした。
MARSの患者数はSARSより低かったものの、100人に34人が死亡する
とは異常です。怖いですね。
◆新型コロナウイルスの症状や死亡率
新型コロナウイルスの宿主動物は今の所、コウモリではないかと言われています。
主な症状は、風邪のような症状(鼻炎、下痢)肺炎などで、死亡率は2%以下です。
重症度は、風邪以上SARS未満とのこと。
最近、匂いがしない、食事の味が薄く感じるという症状もあることがわかりました。
◆新型コロナウイルスの潜伏期間は
武漢の調査チームの担当者によると、新型コロナウイルスの潜伏期間は
短くて2日、3日、長くても10日から12日で、平均7日程度だとしています。
平均で7日も潜伏期間があるのでは、検閲をすり抜ける人もかなり
いると思われますね。
感染を防ぐのは困難なようです。
◆新型コロナウイルスで退院した患者が体に起きた異変を明かす
HUFFPOSTに新型コロナウイルスにかかって入院し、治って退院した
患者(23歳男性)が明かした体に起きた異変について掲載されていました。
「隔離治療で、医療従事者は肌を少しも見せない防護服を身にまとっていた」
男性は最初はただの風邪と考えていたが、徐々に症状は悪化し、
入院中は食事の介助を必要とするなど「動くにも動けない状態だった」と話している。
そうです。
2019年の12月24日仕事を終えたとき
めまい、頭痛、それに四肢が少し痛み、翌朝、症状はひどくなっていて
全身の力が抜けるような感じがしたので
急いで休みを取り地元の病院に向かったとのこと。
熱が出たのは12月27日。点滴を受けたが体調は良くならず、
「力が抜けてほとんど動けなくなった」といいます。
発熱するのが意外に遅いですね。
やはり検閲をすり抜ける可能性が高いです。
◆新型コロナウイルスに対する対策は
新型ですから、まだワクチンは全くなく、風邪と同じで抗生物質などを飲んで
静養するしかないようです。
でも、抗生物質は細菌には効きますがウィルスには効果がないですからね。
家族や医療関係者など濃密な人と人による感染は考えられるようですが、
初期の頃は、人から人への感染リスクは低いとされていましたが
とんでもない、ものすごい感染力でした。
予防は、風邪と同様、うがい、手洗い、外出を避ける、マスクをするぐらいで
しょうか。
マスクは着けっぱなしにすると表面がウィルスで汚染されますから、
頻繁に交換し、マスクを触った後は手洗いをすることが大事です。
◆まとめ
死亡率が約2%以下とのことで、今回の死亡者は、主に基礎疾患を持つ高齢者が多い
ことから、それほどむやみに恐れることはないようです。
比較的若い人は感染しても重症になることはまれとのことで、ほっとする点です。
それでも、感染を広げないために
WHOが感染リスク低下のために推奨している下記の3つのことを実行しましょう。
・目、鼻、口を触らない
・アルコール洗浄剤か石けんを使って水でこまめに手を洗う
・咳やくしゃみをするときはひじの内側やティッシュで口と鼻を覆い、
ティッシュを使った場合はすぐ捨てて手を洗う
さらに、無用の外出を控えることですね。
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