きょうの健康!正しい水虫の治し方!意外に知らない予防法や薬の塗り方

2020年5月25日放送のNHKきょうの健康で、正しい水虫の対処法が紹介されました!

教えてくれたのは、金沢医科大学教授の望月隆先生です。

日本人の5人に1人が水虫にかかっているという、ありきたりのfoot_sick_mizumushi_man.png水虫
病気ですが、意外に正しい対処法を知らない人が多いのだそうです。

主に足の指から感染することが多いのですが、ほおっておくと
足の爪に感染して、爪が厚くなりボロボロになって、自分で爪を
切ることもできなくなり、重症化すると歩けなくなることもある
あなどれない病気です。

それでは、正しい水虫の治し方や予防法を
簡単にわかりやすくまとめます。

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正しい水虫の治し方

本当に水虫かどうかきちんと診断

水虫は白癬菌というカビの一種が主に足の指の
皮膚から感染し、

足の指の間が白くなり、湿ってきて皮がむけます。
その後、足の裏に水ぶくれができ、かゆくなるか
逆に、足の裏がガサガサに角質化して割れて
痛むという症状が現れます。

こうなると、水虫だと思う人が多いのですが、
そっくりの症状を示す、他の病気があり、
医師でも、顕微鏡で見ないと診断がつかないそうです。

水虫と間違える病気

汗疱(かんぽう) 
多汗症(たかんしょう)
接触皮膚炎(せっしょくひふえん) 
乾癬(かんせん)
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
掌蹠角化症(しょうせきかくかしょう)

あまりきいたことがない名前ですね。
水虫とそっくりの症状を示す病気がこんなにあるとは
驚きです。

水虫ではない病気に水虫の薬をつけると

治らないばかりか、かえって悪くなる場合もあるそうですから
皮膚科にかかってまず正しい診断をしてもらうことが大事です。

正しい薬の塗り方

医師に処方される水虫薬が、ちゅうぶの塗り薬なら、
利き手の人差し指の第一関節までの量が片足分の分量です。

1)爪の周りを多めの塗り薬で塗る(片足の分量を5つに分ける)
2)指先まで塗りのばす
3)指の間に塗りのばす
4)足裏全体にのばす
5)アキレス腱までのばす

炎症が起きている箇所だけでなく、
爪、指先、指の間、足裏全体、アキレス腱まで
薬を塗ることがポイントです。

塗る回数は、1日1回、お風呂上がりが最も効果的とのこと。

そして、
薬を塗る期間は、最低でも4週間(約1ヶ月)
できれば、2~3ヶ月塗ること。

医師もこのことを強く指示してくれれば良いのですが、
薬を塗って1周間~10日もすれば、症状が消えるので
たいていの人は、そこで薬を塗るのをやめてしまいます。

そうすると、必ずというほど、再発します。私がそうでした。
治ったように見えても白癬菌は中にひそんでいるのです。

そこで、再発後は、半年まで毎日塗り、その後は少しずつ
間をあけて様子をみて、1年後にやっとやめました。

予防もしているせいか、その後二度と再発はしていません。

水虫の予防法

再発することが多い水虫ですので、正しい予防法を
することが大事です。

正しい水虫の予防法

1)なるべく裸足にならない
 感染は裸足に白癬菌が付着してからはじまるから。

2)白癬菌がついて12時間から48時間以内に足を洗う
 白癬菌が足にくっついてもすぐには感染しない。
 白癬菌が角質層の中に入ると、角質を食べて、炎症や
 水疱、かゆみなどの症状が出る。

3)乾いたタオルで足をこするだけでも効果がある

4)なるべく靴を脱ぎ、足をむらさない

5)時々靴を乾かす

6)家族とバスマットは別にする必要はなく、洗えばよい
それぐらい感染力が弱いとのこと。

まとめ

水虫の正しい治し方、予防法、薬の塗り方について
まとめました。

水虫の正しい治し方は、薬の塗り方も大事ですが、
元気ナースの体験から、
最も大事なのは、薬を塗る期間だと思います。

少なくても2~3ヶ月間は続けるべきです。
それから除々に減らすのが再発を防ぐ方法だと思います。

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