まぶたの病気!眼瞼下垂の症状と治し方がチョイス病気になったときで紹介
2020年7月18 日放送のチョイス@病気になった時で まぶたの病気・眼瞼下垂(がんけんかすい)の症状と治療法 および、原因についても紹介されました。 教えてくれたのはまぶたの病気のスペシャリスト・ 井上眼科病院眼科医の野田実香さんです。
この記事の目次
◆眼瞼下垂の症状
番組に出演した患者さんのAさんによると
眼瞼下垂の症状は、
まぶたが重くて、下がって開きづらい。
まぶたを一回開けるのによいしょという感じ。
なんでこんなにまぶたが重いのかと思った。
とにかく力をいれないとまぶたが開かない。
頭痛、肩こりがひどく全身の疲れもひどくなった。
見た目からか、いつも
「眠いの?」「疲れているの?」「やる気がないの?」
と言われていたそうです。
◆眼瞼下垂の治し方
番組で紹介されたのは手術法でした。
挙筋腱膜逢着術(きょきんけんまくほうちゃくじゅつ)
という手術です。
まぶたを持ち上げるのは、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という
筋肉が、収縮してまぶたを持ち上げるのですが、
この筋肉が直接まぶたを持ち上げるのではなく、
この眼瞼挙筋をおおっている挙筋腱膜(きょきんけんまく)
によってまぶたの縁の瞼板(けんばん)を持ち上げる
ことによりまぶたが開くのです。
したがって、加齢などにより、挙筋腱膜がゆるんで
瞼板からはずれたりすると眼瞼挙筋の筋力が伝わらず
まぶたが上がらなくなるのが眼瞼下垂です。
1日2万回もまばたきをしているので、加齢で眼瞼下垂に
なりやすくなりますが、若い人でもコンタクトレンズを
入れていて、よく目をこする人などはなりやすいとのこと。
❖挙筋腱膜逢着術とは
挙筋腱膜がはずれて、アキレス腱が切れたような状態に
なっているのを、はずれた挙筋腱膜を瞼板(けんばん)
に縫い付ける手術です。
そうすると、眼瞼挙筋の力がうまく伝わり、スムーズに
まぶたをあけることができるようになるのです。
挙筋腱膜逢着術は
局所麻酔で、片目 30分~1時間程度かかります。
手術の1週間後に抜糸。
費用は3割負担で 両目で約5万円です。
手術後は目の周囲がはれるので
最低でも2日間は安静にすること。
完全にはれが引くまで1週間ぐらいかかる。
手術をしないで治す方法もあるようです。⇓
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◆眼瞼下垂の原因
まだ眼瞼下垂になっていない人のために、
眼瞼下垂の原因も書いておきます。
参考にして予防をしてください。
●眼瞼下垂の原因①
加齢(まぶたの経年劣化)
1日2万回もまばたきをしているので、加齢で眼瞼下垂に
なりやすくなります。
●眼瞼下垂の原因②
コンタクトレンズを使う人や花粉症で目をこする人は要注意
眼瞼下垂にならないためには
まぶた・眼球をやさしく扱うこと。
●眼瞼下垂の原因③
目元のメイクに注意。
つけまつげをつけたり、アイラインをひく人
はどうしても目をこするので、なりやすい。
●眼瞼下垂の原因④
偽眼瞼下垂(ぎがんけんかすい)
まぶたの筋肉に問題はないがまぶたの皮膚がたるんで
垂れるタイプの眼瞼下垂もある。
これは完全に加齢によるもの。
❖眼瞼下垂のチェック方法
目に光をあてて、鏡を見る。
まぶたが目の真ん中の黒い瞳まで下がっていたら眼瞼下垂。
下がる程度で、軽度、中度、重症になります。
瞳が見えないなら相当重症です。
眼科か形成外科で相談しましょう。
◆まとめ
まぶたが重くて開けにくい病気である
眼瞼下垂の症状、治し方、原因などについて
まとめました。
私、元気ナースも、最近まぶたが重いです。
眼瞼下垂のようです。
頭痛や肩こりはないですが、眼科で相談して
みようと思いますが、切らないで治す方法も
あるようなので、先にその本を読んでみます。
『リッドキララ』というまぶた特化型美容ジェル
もあります。
試してみてからの手術にしようと思います。
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