朝食抜き問題点は脳出血の危険!その理由と食べるべき時間や食品

朝食は抜くべきか食べるべきか結論は出ないようで、二派に分かれて
常に議論が戦わされています。

どちらにも長所と短所があるので、自分に合うのが良いと私は
思うのですが。

今回朝食を食べる派に有利な研究が発表されましたので、
内容を吟味します。

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◆朝食を抜くと脳出血の危険が増すという研究

磯博康大阪大教授と国立がん研究センターの生活習慣病に
関する調査で、8万2772人を対象に13年間追跡した結果。

朝食抜きが肥満や高血圧につながる恐れがあることは
知られていましたが、さらに脳出血の危険性も高まると確認
された研究結果は世界で初めてというもの。

毎日朝食を食べていた人を基準にすると、脳出血になった割合は、
朝食を週5~6回食べた人でも10%上昇、
さらに週3~4回だと22%増、週2回以下だと36%も増加した
というのです。

ただし、最近脳出血よりは患者数が増えている脳梗塞には
ほとんど影響が見られなかったとのこと。
(2016年2月4日までに米医学誌に発表された)

※朝食を抜くとどうして脳出血が増加するのでしょう。

◆朝食を抜くと脳出血が増加する理由stress_woman.pngストレス

朝食を抜くと空腹によるストレスなどで血圧が上がることが
知られているそうです。
高血圧は脳出血の大きな要因であることは
誰もが納得するところです。

しかし、空腹によるストレスなら朝食じゃなくても
血圧は上がるのではないかと思いましたが、
磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)は、中でも早朝の血圧上昇
がリスクを高めるとおっしゃるのです。

そこで血圧について調べてみました。

❖血圧の日内変動

血圧はいつも一定ではなく、一般的に基本的な日内変動があります。

血圧は睡眠中が最も低く、身体が活動を開始する起床前から
交感神経が活発になり血圧が上昇します。

日中は活動や精神状態によって多少上下しますが、夕方から
副交感神経が強くなることで血圧が下がり始め、睡眠中に最低
になるというリズムになっています。

磯博康教授がおっしゃる早朝の血圧上昇がリスクを高めるというのは
睡眠中と起床時の血圧の差が大きく、急に血圧が上がることが危険だと
いうことなのでしょう。

そして、この血圧を上げるのが「コルチゾール」というホルモンなのです。

❖コルチゾールとは

副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種で、炭水化物、脂肪、
およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。

ストレスによっても発散されるのでストレスホルモンとも呼ばれる。。

分泌される量が多いと、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下
や不妊をもたらす。
少なすぎるとアジソン病になるなどやっかいなホルモンです。

コルチゾールは早朝に一番多く分泌されます。

❖朝食を抜くと脳出血が増加する理由がわかった

一般的に朝は交感神経のせいで血圧が上がり、コルチゾール
の分泌が多くて血圧が上がるのに
朝食抜きのストレスでコルチゾールの分泌がさらに増えて
ますます血圧があがることがわかりました。

急激な血圧の上昇が毎日起こることで動脈硬化がすすみ、
血管がもろくなってある日、血管が破れて脳出血が起こるのです。

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◆朝食を食べるべき時間

磯教授は「血圧上昇は、朝起きてから2~3時間続きます。
その間に朝食を食べるのが効果的と考えられます。

朝食をとると、脳から副腎皮質に信号が送られて、血圧を上げる
ホルモン・コルチゾールの分泌を抑えるから。」

と言われます。

◆朝食に食べるべき食品

ジュースなどの液体は効果があるかどうかデータがないそうです。
固形物ならなんでも良いとのこと。パンでもラーメンでも果物でも
やさいでも魚肉でもOK。

❖朝食にはりんごやバナナが効果的

血圧を下げるために朝食をとるなら、りんごやバナナが最高です
なぜなら、両方ともカリウムを多く含んでいるので食塩のナトリウム
と入れ替わってナトリウムを身体からすばやく排出させて血圧を
下げてくれるからです。

忙しい朝など、バナナなら簡単に皮をむいて食べられます。

りんごもばななも食物繊維が多いので便秘や悪玉コレステロール
の排除にも役立ちます。ダイエットにもなるようです。

◆まとめ

朝起床時は交感神経の働きと副腎皮質ホルモン・コルチゾール
の働きで血圧が急激に上がります。

それに加えて朝食抜きはストレスになり、ストレスホルモンとも
呼ばれるコルチゾールの分泌が増加して、さらに血圧が上がって
しまうのです。

それが日常的に毎日起こると、動脈硬化で血管がもろくなって
ある時血管が破れて脳出血が生じるしくみがわかりました。

朝食を食べると、脳から副腎皮質に信号が送られて、コルチゾール
の分泌が抑えられ、血圧の急上昇が抑えられます。

ので、血圧上昇が続く起床後2~3時間のうちに固形物の朝食を
食べましょう。

脳が必要とする糖分と、血圧を下げるカリウムを多く含むりんごや
バナナを朝食にするのが効果的です。

朝血圧が上がらない人は朝食抜きでも大丈夫と思われます。

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