脳梗塞の早期発見法「FAST」と後遺症の残らない治療法

body_nou.png脳脳の血管がつまる脳梗塞は、 年齢・性別にかかわらず、
月曜日が最も発症率が高かった という研究結果が、
医療ニュース で発表されました。

これを読んだとき、脳梗塞の発見が遅れて、
左半身 不随になってしまった母が、嘆きながら5年後に
亡くなったことを思いだしました。

あの時、脳梗塞の早期発見のチェック方法FASTを
知っていたら、それを母に 教えていたら、

特効薬であるt-PAを使って血栓(血の塊)を溶かして 完治し、
少なくともその後の5年間を元気に生きられたのではないか
と 悔やまれるのです。

現在の私は脳梗塞のチェック方法FASTを知っています。
そして 月曜日に脳梗塞が発症しやすいことも知りました。

これらのことを一人でも多くの人に知ってもらって、母のような かわいそうな人が
減るようにブログに書くことにします。

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◆脳梗塞は早期発見すれば特効薬がある

脳梗塞は脳の血管が詰まることが原因で、命が助かっても半身不随などの 重い後遺症が残ったり、
40%の人が発症してから5年以内に死んでしまう という恐ろしい病気でした。

私が訪問看護師として働いていた頃の訪問先のご家庭も、半分以上は 脳梗塞の後遺症のために、
半身不随で日々の生活が自力でできず、 通院が 困難なために訪問看護を依頼しているのでした。

本人もご家族も大変な思いをすることになる脳梗塞ですが、 現在は早期発見をして、
4時間半以内に脳梗塞の特効薬である t-PAで血栓(
血の塊 )を溶かせば、
後遺症もなく完治できる
可能性が高いのです。
 

◆脳梗塞の早期発見法であるFASTを覚えておいて

脳梗塞には、せっかく良い特効薬であるt-PA があるのに、
発見が 遅れる ために5%しか使えていないのだそうです。

母のようなかわいそうな人を救うために、脳梗塞の早期発見法 である FAST を
覚えて欲しいのです。

FAST について書かれているサイトは数多くありますが、 少しでもこの 方法が広まって、
助かる人が増えることを願い 書いておくことにします。

FAST はスピードが速いという意味ですが、 脳梗塞の早期発見の4つの ポイントである
Face(顔)Arm(腕)Speech(話しかた)Time(発症時刻) の頭文字をつなげたのが
FASTなのです。

早く発見して速く病院へといううまい言葉ですね。

ではFASTの方法について、一つずつ解説します。

❖Face 顔のマヒ 笑うとき顔の片方がゆがむ。「イー」と言えなくなる。

❖Arm 腕のマヒ 手のひらを上にして、両腕を前に伸ばした状態で目を閉じると マヒが出ている
腕が少しずつ下がってくる。 マヒ側の腕には力が入らないためで、軽いマヒでも発見できる。

❖Speech ろれつが回らない ラリルレロ、パピプペボ が言えない。 「今日はいい天気です」
などの短い文章でも途中の言葉が 抜けたりする。

❖Time 発症時刻 car_character6_kyukyusya.png救急車Face Arm Speech のどれか一つでも当てはまった場合は、発症した時刻 を確認して、 すぐに119番で救急車を呼んで、
救急隊員に 発症時刻を 告げましょう。 4時間半過ぎると特効薬のt-PAが使えないので、発症時刻が重要なのです。
様子を見ていてはいけません。 すぐに救急車です。 スポンサードリンク

◆4時間半がすぎると特効薬 t-PAを使えない理由

特効薬のt-PAが4時間半で使えなくなることを
不思議に思う人も おられる と思います。 じつは血管が詰まって、血流が止まると酸素や栄養が途絶えるため、 血管はだんだんもろくなり、破れやすくなってしまうのです。  

そんな状態で血栓を溶かして血液が流れるようにすると血管が 破れて、 今度 は脳出血になってしまう危険があるからです。 なかなか難しいのですね。  

◆FAST のFAS 3つ を一回で検査する方法

ずいぶん前にNHK総合のためしてガッテンで紹介された方法です。

毎朝起きたら目を閉じて、手のひらを上に向けて両腕を上げ、
「今日は、イイ~天気! ココロも晴れ晴れ」と数回となえます。

Face:イイ~天気 が言えなければ、顔がマヒしています。

Arm:手のひらを上に向けて両腕を上にあげ目を閉じていますので 少しずつ片方が下がってくれば
腕がマヒしています。

Speech:「ココロも晴れ晴れ」の中には ラリルレロの一部が 入って いますから 言えなければ、
ろれつが回らないことです。 ご高齢の方は毎朝手のひらを上に向けて両腕を前に伸ばして目を閉じ
「今日は、イイ~天気! ココロも晴れ晴れ」と数回 となえましょう。  

◆FASTのパンフレットは

国立循環器病研究センターのサイトで入手できます

プリントアウトして目につくところに貼っておくといいですね。

脳卒中の詳細も書かれていますよ。

国立循環器病研究センターのサイトは >>http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/disease/stroke.html  

 

◆脳梗塞が月曜日に発症しやすいという研究

この結果は、京都府医師会脳卒中登録事業委員会が 11年間にわたる病院ベースの脳卒中登録から、
曜日による脳卒中 発症率の違いを調査したものです。

その結果、脳卒中の中で、脳出血くも膜下出血など出血性の 脳卒中では、
曜日による差はみられませんでした。

しかし、脳の血管がつまる脳梗塞については、年齢・性別に かかわらず、
月曜日が最も発症率が高かったとのこと。

この結果から、脳梗塞には周期的な要因が、発症率に影響していると 思われるので、
その発症のきっかけをこれから探究するとのこと。
(ソース:ケアネット脳梗塞の発症しやすい曜日 ~京都府のコホート研究 2015年4月3日)

※そのきっかけが早く見つかればいいですね。 脳梗塞の発症予防に大いに役に立つことでしょう。
月曜日に脳梗塞が発症しやすいのは、日曜日は休日でゆっくりして リラックス状態だったのが、
月曜日は仕事が始まりストレスがかかる からではないかと思われますが、仕事のない高齢者でも
月曜日に 発症するのはわかりません。

若い頃のくせがついているのでしょうか。 すべての病はストレスからと言われていますからね。
月曜日は特に脳梗塞に気をつけましょう。  

◆まとめ

脳梗塞の特効薬t-PAを使って後遺症もなく完治するために、
脳梗塞の早期発見のチェック方法FASTについて解説 しました。

FASTを覚えて、多くの人々に伝えましょう。
一人でも 多くの人を脳梗塞の後遺症の苦しみから救って欲しいのです。

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