ガッテン!で転倒予防の小脳トレーニング法を五島史行さんが紹介!

2020年6月17日放送のNHKガッテンで転倒予防の小脳トレーニング
のやり方について紹介されました!

転倒を予防することで、寝たきりを防ぐこともできるのです。

教えてくれたのは、東海大学医学部附属病院耳鼻咽頭科の准教授
五島史行(ごとうふみゆき)先生です。

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◆転倒予防の小脳トレーニング法

❖小脳トレーニング法の効果の理由

最近の研究で、小脳の力が低下するとtsumaduku_man.png転倒
転倒しやすくなることがわかってきました。

小脳の力が低下する原因

①加齢
加齢とともに小脳の神経細胞は減少する。

②アルコールのとりすぎ
アルコールで小脳の力が低下すると足がもつれる。

③運動不足

これらに加えて、個人差もあると考えられている。

小脳の力をトレーニングして強くすると
転倒しなくなることがわかったそうです。

❖20秒でわかる小脳力セルフチェック法

それでは、あなたの小脳の力がどれぐらいなのか
セルフチェックしてみましょう。

注意1.周りに物がない安全な場所で行う。
注意2.ふらつくなど、危険を感じたらすぐに目を開けて、中止する。

●小脳力セルフチェック法

1)片足のつま先ともう片方の足のかかとをくっつけて、両足が
一直線になるようにしてして立つ。

2)左右どちらの足が前でも問題ないので、自分の好きな方で立つ。

3)両腕を組んで目を閉じた状態で、20秒間しっかり立っていられたら合格。

20秒立っていられない人は、すぐトレーニングを始めましょう。

 

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❖小脳トレーニング法のやり方

●小脳トレーニング①

1)両手を前に伸ばして親指を立てる。
両手の間は肩幅ぐらい離して伸ばす。

2)顔を動かさずに、左右の親指を交互になるべく速く見つめる。
目だけをなるべく速く動かし、10往復(20まで数える)させる。

3)速くやることに意味がある。息は吸っていて良い。

●小脳トレーニング②

4)右手を前に伸ばして左手であごを固定する(反対でも可)。

5)たてた親指を左右にゆっくり動かして顔は動かさず目で追う。
親指は顔を動かさないで目で追える距離まで動かす。

6)目だけをなるべくゆっくり動かし、10往復(20まで数える)させる。

●1日のトレーニング量は

この2種類の小脳トレーニングを
それぞれ1日に3回(朝・昼・晩)行う。

つまり、朝のトレーニングで、①と②でそれぞれ20ずつ、
合計40まで数える。

それと同じことを、昼も夜もやるということですね。

1日で40✕3=120まで。
1日で約2分しかかかりません。誰でもできそうです。

これだけで、転倒予防になり、寝たきりになりにくく
なるなら、ぜひやりましょう。

◆まとめ

転倒予防の小脳力トレーニング法についてまとめました。
意外に簡単なトレーニング法であることに驚きました。

考案者の五島先生は、自ら、「つまらないんですよね」
とおっしゃっていました。

簡単なのは良いので、もう少し面白い方法にできたら
いいですね。

 

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