1日1万歩で短命に!その理由にびっくり!サタデープラス
厚生労働省も推奨する健康法、1日1万歩の
ウォーキングは一番手軽な健康法だと思って
いました。
しかし、実はやり過ぎで、早死にする可能性が
あるということが、11月12日のサタデープラス
で放送されて驚きました。
私自身は歩くだけの健康法はつまらないので
やっていませんが、1日1万歩のウォーキングは
やり過ぎだという理由に興味をもちましたので
ご紹介します。
この記事の目次
◆やってはいけないウォーキング
サタデープラスで教えてくれたのは
著書「やってはいけないウォーキング」で話題を呼んだ
東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室長の青柳幸利
医学博士です。
青柳博士が15年以上かけて、群馬県中乃条町の65歳以上の町民
5000人を対象に24時間365日の活動を追跡調査した結果をまとめ
たのがこの本です。
❖激しい運動は動脈硬化を招く
この本の中で、青柳博士は、1日1万歩以上歩いているのに、病気
になる人を大勢みてきたことから、ウォーキングも多すぎは激しい
運動と同じだと考えたようです。
運動のしすぎは体力の消耗により免疫力を低下させ、病気になりや
すくなります。
また激しい運動をしている時、心臓は大量の血液を送り出すため
大量の血が、加齢によって流れにくくなった血管を通ろうとして、
血管を傷つけるので、動脈硬化が起こるのです。
運動をしているのに動脈硬化になる人はけっこういて、過激な運動
をしている人は老化が早いのだそうです。
※適度の運動なら、血流が良くなって健康に良いのですが、なんでも
過ぎるのはいけないことがよく分かります。
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◆私が驚いた1日1万歩が多すぎる理由
激しい運動が免疫力を低下させ、動脈硬化を起こすのは知っていまし
たが、サタデープラスでの博士の別の説明にはびっくりしました。
なんと、足踏みするたびに足の裏の血管を流れる赤血球を踏みつぶす
ので、赤血球の成分である「ヘモグロビン」を破壊するというのです。
※そんなこと今までに聞いたことがありません。
それなら、1万歩も歩くとそれだけヘモグロビンが破壊されて貧血
のリスクが高くなるのは分かりますが。
実際マラソンランナーの中には貧血で悩む選手も多いそうです。
いやーっびっくりしました。本当に赤血球がつぶれるのでしょうか。
なんだか信じられない気がします。
◆青柳博士が推奨する理想のウォーキングとは
1日8,000歩のウォーキングで、その中に早歩き等の中程度の運動
を20分取り入れることが一番健康に良いことが分かったそうです。
❖歩数別健康効果
2000歩:寝たきり
4000歩:うつ病
5000歩:脳卒中、心臓病、認知症、要介護
7000歩:動脈硬化、一部のがん、骨粗しょう症
8000歩:糖尿病、高血圧、脂質異常症
8000歩は超えない方が良いのです。
❖早歩きと中程度の運動とは
早歩きとは、なんとか会話をしながら歩ける速さ。
早歩きに代わる中程度の運動は
- 階段の昇り降り
- つま先立ち
- 風呂掃除
- ペットの散歩
- 荷物運び
- ボウリング
- 卓球
などです。軽い運動ですね。
◆まとめ
1日1万歩のウォーキングは、
激しい運動と同様に、免疫力を低下し、動脈硬化がすすみ、
老化が早まるうえに、
足踏みによって足裏の血管を通る赤血球がつぶれて、貧血も
招くという、びっくりするような害があることが示されました。
にわかには信じがたいのですが、何事も過ぎたるは及ばざる
のごとしですね。
理想は8000歩で、20分の早歩き程度の運動をすること。
しかし、女性は専業主婦でも、働いていても一日5000歩ほど
歩いているようですから、20分程度の運動をプラスすれば
大丈夫のようです。
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