新型ノロウィルスの新予防法はラクトフェリンヨーグルトかも
ノロウィルスの遺伝子がフルチェンジし、今までの免疫が役に立たない
新型ノロウィルスになったとのこと。
遺伝子の型が変わったと言っても、症状は突然の腹痛、嘔吐、微熱で
以前と変化がありません。
有効なワクチンも薬もやはりありません。
以前にかかった人でも、またかかるので大勢の人が感染するのが大変
なのでしょう。
そこで新型ノロウィルスの予防法が色々話題になっています。
その中で、ラクトフェリンがノロウィルスと結合して、腸壁から
の感染を防ぐという森永乳業の発表が気になり調べてみました。
◆ラクトフェリンとは
ラクトフェリンは、哺乳類の乳汁や唾液 汗などに含まれるたんぱく質で、
抗微生物活性や免疫調節作用などがあるとされています。
中でも母乳の初乳に多く含まれていて、抵抗力の弱い赤ちゃんを病原菌やウイルスなどの感染から守る重要な成分と考えられています。
(ラクトフェリンの画像:ウィキペディアより)
多くの細菌は、生育に鉄が必要ですが、ラクトフェリンは鉄を奪って、細菌
の増殖を抑制します。
また多くのウィルスに関しても複製を阻害することが明らかになっている他、
腸内フローラの改善に貢献したり、抗がん作用もあるなど、非常に有用な
タンパク質であることがわかってきました。
※ラクトフェリンがこれほど有用なタンパク質であるとは驚きでした。
母乳の初乳に多く含まれていることには重要な意味があったのですね。
よく母乳の初乳は大事にするように言われていた意味がわかったような
気がします。
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◆森永乳業の研究
森永乳業は、乳由来のたんぱく質であるラクトフェリンに関する研究報告を
1963年に初めて発表してから、50年目を迎えた2013年に、
ラクトフェリンの感染防御作用、特にノロウイルス感染性胃腸炎に対する
作用についての研究を発表しました。
ラクトフェリンがノロウイルスやロタウイルスの表面にくっつき、さらに
消化管細胞にも付着して、ウイルスが消化管細胞へ感染することを防ぐと
いうのです。
それによってノロウイルス等のウイルス感染性胃腸炎が抑制され、症状が
緩和されることが示されました。
※これを知って、ラクトフェリンヨーグルトがノロウィルスに効果がある
のではないかと思えてきました。
◆ラクトフェリンヨーグルトの食べ方
森永乳業の実験では、1本にラクトフェリンが100mg入っている食品を、
ほぼ毎日または、週4~5回摂取している人は、週1回程度摂取している人と
比べて、ノロウィルスに感染した人の割合が有意に低いことが分かった
そうです。
従って、ラクトフェリン100mg入りのラクトフェリンヨーグルトを毎日か
週に4~5日1本ずつ食べれば良いということです。
1本112gですから分量も丁度いいですね。
食べる時間帯は決まっていないようですので朝が良いと思われます。
夜では太りそうですから。
私は毎朝ヨーグルトを食べていますので、ラクトフェリンヨーグルトに
変えれば良いだけです。
森永乳業のラクトフェリンヨーグルトはこちら⇓⇓
◆その他の予防法おさらい
手洗いを15秒以上する
漂白剤などで吐しゃ物やトイレのの消毒をする
ウォシュレットの水はふたをしてから流すこと。
でないとウィルスは周りに飛び散り吸い込んでしまう。
※これは大事なことですね。
嘔吐している人のそばではマスクが有効
栄養バランスの良い食事と睡眠をとる
ストレスをためない
これぐらいでしょうか。
新型ノロウィルスの対策の詳細はこちら>>新型ノロウィルス感染対策2015! ノロパンチとハイターが役に立つ!
◆まとめ
新型ノロウィルスの予防法のひとつとして、 ラクトフェリンヨーグルトの
有用性について 調べました。
どのヨーグルトでも身体に良いとは思いますが
ノロウィルスを予防するなら、ラクトフェリンヨーグルト ですね。
それからウォシュレットの水はふたを閉めてから流すことです。
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