劇的便秘解消法はオナラを出すこと?その理由と方法!ガッテン
NHKガッテンでは、9月14日に
出た!「便秘」新対策で劇的改善SP という
題名で、驚くべき便秘対策が放送されました。
ガッテンはためしてガッテンの時から、度々
便秘がテーマになりました。
それだけ便秘で悩んでいる人が多いのですね。
ガッテンによると日本全国1000万人が便秘
でお悩みとのこと。
この記事の目次
◆新しい対策は、「大ぜん動」を促すのがポイント
❖大ぜん動とは
健康な大腸には、便を通常の200倍のスピードで動かす
「大ぜん動」という働きがあり、これがスムーズなお通じ
のカギになっているそうです。
❖大ぜん動のメカニズム
大ぜん動は、胃に食物が入ると、胃の中の神経が、大腸に信号
を送り、大腸が反応して、溜まっている便を排出しようとして
収縮することを言います(胃・結腸反射)。
この時の刺激が脳に伝わり便意として自覚されるのです。
大ぜん動は、1日に1回か2回しか起こりません。
特に、朝食後、トイレに行きたくなるのは、大ぜん動が
起きるためです。
大ぜん動は、朝食後の1時間の間で 通常10~30分しか持続
できないとのこと。
したがって、この間に排便をするとスムーズにできるのです。
※確かに私・元気ナースは、朝食を食べて1時間以内に
排便したくなります。
◆ガッテンの大ぜん動は眠ってから起こる?
番組が始まる前は、大ぜん動は主に朝食後に起こると納得して
いました。
しかし、この番組では、大ぜん動は、ヒトが眠ってから
起きるというのです。
副交感神経はリラックスした時によく働き、消化器は副交感神経
によってよく働くのは分かりますが、
眠っている時に大ぜん動で、便を下まで降ろしておくというのが
納得できません。
便をおろすだけなら普通のぜん動運動でゆっくりおろせばいいと
思うのです。
大ぜん動は便を排出する時に必要な運動ではないでしょうか。
色々調べても、大ぜん動が眠っている時に起こるという記事は
みつかりません。
新発見なのでしょうか。
スポンサードリンク
◆便秘の真犯人は大腸のガス(おなら)
麻酔科の医師である行岡先生が30年研究して完成した
おならモニター・HEMO(へのモニター)が紹介されました。
手術で麻酔をかけて大腸を止めますが、手術後、食事をして
よいのは、麻酔が切れて、大腸が動くようになってからです。
それでオナラがでれば、大腸が動いている証ですから、
オナラ測定器(おならモニター)を開発したとのこと。
多くのヒトのおならを測定していて、便秘のヒトは肛門から
オナラが出ないことがわかったのです。
❖便秘の人はオナラが出ない理由
オナラは水素ガスやメタンガスなので、おならモニターは水素
を感知して、オナラの回数を測定するのですが、
オナラが出ないで大腸内に貯まるとガスの圧力で大腸が動か
なくなってしまうのです。
大腸が動かなければ、おならモニター出ず、便秘になる
のは当然です。
そこでガス(おなら)を抜くと大腸が動き出し、ぜん動や
大ぜん動が起こって便秘が解消するというわけです。
◆オナラを出す方法
1.夜寝る前にうつぶせの状態になり10分間動かずにじっとします。
2.この時おへその辺りに枕やクッションなどを敷くとより効果が高いです。
3.10分経ったら、体を左右に転がすように傾ける動きを5往復行います。※高齢者や体の不自由な方は、布団の上で行うなど無理のない範囲でためしてださい。(NHK ガッテンから引用)
また、食後2、3時間は避けてください。
うつ伏せになることで、肛門が上を向くためガスが出やすくなり、身体を
左右に転がすことで、ガスが出やすくなるのだと思われます。
◆まとめ
便秘の真犯人はオナラで、オナラのガスの圧力で、大腸が動かなくなり
大ぜん動が起きないので、便秘になるということです。
原因はオナラなので、オナラを出す方法としてうつ伏せになることが
紹介されました。
しかし、大ぜん動が眠ってから起きることや、オナラを出せば劇的に
便秘が解消するとはちょっと信じがたいです。
私はオナラは良く出ますし、便秘はまずしないので、この方法を実践
することができません。
ためした方がおられましたら、コメント下さい
最近のコメント