セロリでガン予防!免疫力と抗酸化作用を引き出すきんぴらレシピ!
いよいよ緑の5月。わが家の裏庭に、去年の
セロリの種がこぼれたのでしょうか。
美味しそうなセロリが、茎も太く、葉の緑も
鮮やかにたくさんできていました。
どうやって食べようかなと思っていた矢先、セロリ
にガンの予防効果があることを知りました。
さっそくどうしてなのか、どうやって食べたら
効果的なのか調べてみました。
この記事の目次
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◆セロリの主な栄養成分
ビタミン類:A(β-カロテン)、B1、B2、C、E(トコフェロール)
無機質:カリウム、カルシュウム、マグネシウム、鉄分
香り成分:アピイン、フラボン類、アピオイル
食物繊維
●成分の詳細はこちら>>文部科学省 食品成分データベース
ビタミン類:https://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=14789
一般成分:無機質 食物繊維 https://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=14848
◆がん予防に役立つセロリの主な成分
❖β-カロテンの抗酸化作用と免疫力アップ作用
緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンA
に変化するので、食べ過ぎても副作用がなく、ビタミンAと同じ働き
をする成分です。
強い抗酸化力を持ち、人体の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ったり、
視力を維持する働きをする成分です。
セロリの場合β-カロテンや他の栄養も、茎よりも葉の方に多く含まれ、
葉の栄養は茎の2倍になるそうですから、茎だけでなく葉も食べるよう
にしましょう。
❖セロリに特有の香り成分の抗酸化作用
セロリにはアピインやアピオイルを初め、約40種類の
香り成分が含まれています。
これらの香り成分の多くは抗酸化力が強く、老化、がんの原因と
なる活性酸素を吸収、除去する働きがあります。
また、アピオイルはイライラを解消し、頭痛などの鎮痛作用
もあります。
アビオイルに含まれるアミノ酸のメチオニンは、血中の
コレステロールをさげ、肝機能を強くする働きもあります。
❖食物繊維の働き
セロリに含まれる多くの食物繊維は、便秘を解消するだけでなく、
ビヒズス菌を活性化してして、腸内環境を整えるので、大腸がん
の予防になります。
また、余分な脂質が食物繊維にからまり、腸からの吸収を抑える
ので、コレステロールを下げる効果も期待できます。
❖セロリのその他の効能
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◆セロリのきんぴらががん予防に良い理由
β-カロテンが脂溶性なので、きんぴらは油で炒めますから、
β-カロテンが吸収されやすくなるからです。
❖セロリのきんぴらの作り方(レシピ)
【材料】2人分
セロリ1本(茎と葉)、あれば 人参50g
ごま油 小さじ1 ゴマ 小さじ1
セロリだけでもいいですが、人参があればβ-カロテンが増え
色取りもいいですね。
[調味料]酒小さじ1、砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ2
または、市販のすき焼きのたれ大さじ1
【作り方】
1.セロリは筋を取り茎は斜め薄切り、葉は粗く刻む。人参は千切り。
2.フライパンにごま油を熱し、セロリ、にんじんを炒め調味料を入れ
汁気が少なくなるまで炒め煮して、ゴマを振り入れる。
(参考文献:わかさの秘密 セロリ)
◆まとめ
セロリのがん予防効果は、β-カロテン(ビタミンA)の抗酸化作用
と免役力。香り成分の抗酸化作用によることがわかりました。
そしてβ-カロテンが脂溶性なので、油で炒めると吸収されやすく
効果が高まるので、きんぴらが良いのです。
生セロリのサラダにオリーブオイルのドレッシングでも良いですね。
セロリには血圧や血中コレステロールをさげたり、神経を穏やかに
する、肝臓を強くするなど、ずいぶん身体に良い成分が含まれて
いることがわかりました。
セロリを少しずつ毎日のように食べることにしましょう。
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