血液一滴でガン検診!2020年東レが実用化!13種類を早期発見!

kenkoushindan_saiketsu.png採血13種類ものがんを、たった血液一滴から早期発見 できるという
画期的なガン検査法がついに開発されました。

開発したのは国立がん研究センター(東京都)や東レなどで、
2017年8月から開始した臨床研究が終了し、

東レが2019年内に国に事業化の申請をして、2020年には承認される
可能性が高いとのことです。

一滴の血液で13種類ものがんを早期発見できる検査法はこれが初めてです。

これで、検査が簡単になり、いくつものがん検診を受けなくて済むので

時間も 身体の負担も減ることから、検査を受ける人も 増えて、
がんの早期発見がより簡単になり、がんで死亡する人も減ることでしょう。

一方、あまりに早期発見できるので、しなくても 良い治療を受ける
ことになるのではないかという 心配もあるようです。

どうして血液一滴で13種類ものガンがわかるのか、調べてみました。

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◆検査できる13種類のがんとは

1.胃がん 2.大腸がん 3.食道がん 4.膵臓がん 5.肝臓がん 6.胆道がん 7.肺がん 8.乳がん 9.卵巣がん 10.前立腺がん 11.ぼうこうがん 12.骨軟部腫瘍 13.神経膠腫(こうしゅ)

※今まで早期発見が困難だとされ、発見された時は手遅れだった 膵臓がんが早期発見できるのは、画期的ですね。多くの膵臓がん 患者さんが救われることになると思われます。

◆どうして血液一滴で13種類ものがんがわかるのか

❖マイクロRNAでわかる

この検査法では、遺伝子を抑制したり、発現したりして調節する働 きをする微小物資・マイクロRNA(miRNA)が鍵です。

マイクロRNAの働きは、その他に、細胞増殖・分化やアポトーシス (細胞の自然死)など多岐にわたり、
まだすべては解明されていないのですが、 がんに関するマイクロRNAは、大きく2種類に分けられます。

それらは、がん遺伝子 に働いて、がんを抑制するマイクロRNAと、 逆にがん抑制遺伝子に働いて、がんを増殖する マイクロRNAがあるそうです。

このようなマイクロRNAは、細胞から血液中に分泌され、がん細胞 のそれぞれと、正常細胞とではマイクロRNAの種類が異なり、 一定期間分解されないとのこと。

マイクロRNAは動植物の細胞の中に広く存在し、ヒトだけでも 2600個もの種類があると考えられています。
この性質を利用して、それぞれのがんと正常細胞とを特定する のが、今回の新しいがん検査方法なのです。

❖固有のマイクロRNAを特定

国立がん研究センターや検査技術を持つ東レなどが、がん患者ら 約4万人の保存血液から
上記の13種類のがんで、それぞれ固有 のマイクロRNAを特定しました。

乳がんで5種類、大腸がんで3種類など、各がんの鍵を握るマイクロRNAを特定することに成功。

東レの膵臓や胆道にできるがんを検査する遺伝子解析チップが2019年4月、
厚労省の「先駆け審査指定制度」の対象に選ばれたので、通常12~14カ月かかる審査が
最短6カ月に短縮されるそうです。

血液1滴で、がんの「病期(ステージ)」が比較的早い「1期」から すべてのがんで95%以上の確率で診断できたといいます。

乳がんは97%の高確立で診断できたそうです。

※乳がんが97%の確率で診断できるなら、現在問題になっている 区別しにくい乳房の石灰化とがんも見逃す心配がなくなりますね。

◆これからの課題

❖保存血液ではなく新しい血液を

固有のマイクロRNAの特定試験では、試験データの数が4万人と 多いため、
保存血液で試験したようですが、

保存血液ではマイクロ RNAの質が変化する可能性もあるため、
臨床研究では患者や健康人約3000人から提供してもらった新しい 血液を使ったそうです。

❖がんの詳細

現在はまだ血液検査だけではわからないこともあるので、詳しいことは再検査が必要になるとのこと。
将来はそれらもわかるようになると良いですね。

❖早期すぎる治療

あまりにも早期にがんが発見されると、自然治癒を妨げて、無駄 な治療をする危険性があることも心配です。

進行性のがんなのか、良性の腫瘍なのか、識別する方法も開発 する必要がありますね。

❖検査費用は 2017年7月25日のモーニングショーによると、この検査費用は 最初のうち2万円前後になる見込みとのことです。

ちょっと高いと思われますが、13種類ものがんを一回で検査 できることを考えると、仕方ないかなとも思われます。

費用も今後の課題ですね。
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(ソース:日本経済新聞 2019年6月9日東レ血液1滴でがん検査、年内申請 
血液1滴、がん13種早期発見…3年めど事業化 YOMIURI ONLINE yomiDr.
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170724-OYTET50018/)
がんとマイクロRNAの深い関係 http://blog.gannoclinic.jp/97/ 医療法人輝鳳会)

◆まとめ

たった血液一滴で13種類ものがんの早期発見ができるという いままでにない、画期的ながん検査法について、調べました。

がんの種類別に検査をする必要がなく、簡単なので、検査を する人も増え、早期発見により、早期治療ができて、がんで 死亡する人は、大幅に減少すると思われます。

一滴の血液で13種類ものがんを発見できるのは、動植物の 細胞に広く存在する多種類のマイクロRNAが血液に 分泌され、

そのマイクロRNAを識別することにより、がん の種類と正常細胞を特定できるからです。

今後の研究により、さらに多くのがんを識別することが できるようになることでしょう。

その反面、あまりにも早期にがんが発見されて、身体に害 になるような治療が行われることも心配です。

進行がんと良性腫瘍との区別はまだ困難とのことですので 一日も早く、そちらの研究も進めて欲しいですね。

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