ガッテンが血糖値を下げる本当の野菜の食べ方と超簡単ピントレを紹介!

2020年5月27日放送のNHKガッテンで、血糖値を下げる本当の野菜の食べ方
と、非常に効果的な超簡単ピンク筋肉トレーニング(ピントレ)が
紹介されました。

本当の野菜の食べ方を教えてくれたのは京都内科クリニック
院長の梶山靜夫医師と京都女子大学食物栄養学科の
管理栄養士である今井佐恵子さんです。

超簡単ピントレを教えてくれたのは、京都医療センター研究員
の松井浩さんです。

◆1.血糖値を下げる本当の野菜の食べ方◆

❖本当の野菜の食べ方❖

1)食事を始めるときは、まず最初に野菜から食べます。
2)その野菜を5分以上かけてゆっくり噛(か)んで食べます。
3)それから、おかず(肉、卵、大豆など)最後に炭水化物
(ご飯、麺類、イモ類)の順に食べます。

❖本当の野菜の食べ方の効果の理由❖

野菜から先に食べるという方法は、野菜ファーストと言われて
日本国中に広く行き渡りましたが、大切な部分が抜け落ちて
いたと、野菜ファーストを広めた梶山靜夫医師と管理栄養士の
今井佐恵子さんは言います。

野菜を先に食べるだけでなく、その野菜を5分以上よく噛(か)
んで食べることが必要だったのです。

食物繊維を豊富にとると血糖値の上昇が押さえられるという
多数の論文があり、食物繊維が糖をからめて小腸からの
唐の吸収を抑えると考えられていました。

ご飯から先に食べると糖質はそのまま小腸から吸収されるので
食物繊維の効果を最大限にするには野菜を先に食べるのが良い
と梶山医師は考えました。

そこで、梶山医師は管理栄養士の今井さんに頼んで実験した
ところ、野菜を先に食べる方法は血糖値を下げることが
わかり、野菜ファーストが広まりました。

しかし、次第に野菜ファーストでも血糖値が下がらない人が
いることがわかり、調査すると、

論文には書かれていたのに野菜を先に食べることだけが広まり、
その野菜を5分以上よく噛むということが忘れられていたこと
が判明しました。

※しかし、5分以上かけて野菜を良く噛んで食べると、
なぜ血糖値が効果的に下がるのかは、ガッテンでは
説明されませんでした。

そこで、元気ナースは、野菜を良く噛むことで、野菜の食物繊維
がより細かくなり、後から食べる食物にからみやすくなること、
また、良く噛むと満腹中枢が刺激されて、食欲が落ちることで
血糖値が下がるのではないかと思います。

◆2.血糖値を下げるピントレのやり方◆

❖ピントレの効果の理由❖

筋肉には「赤筋(せっきん)」と「白筋(はっきん)」があり
赤筋は赤い筋繊維、白筋は白い繊維からできています。

この色の違いは、「ミオグロビン」という酸素を貯蔵する
色素タンパク質の量の違いによります。

赤筋は「遅筋(ちきん)」とも呼ばれ、
持久力が強く、脂肪を消費しやすい性質を持ちます。

白筋は「速筋(そっきん)」とも呼ばれ
瞬発力にすぐれ、糖を消費しやすい性質を持ちます。

「桃色筋肉」とは赤筋と白筋の中間の性質を持ち、
脂肪と糖の両方を消費する性質を持つもので
NHKガッテンの命名だそうです。

そこで、ガッテンはこの桃色筋肉を増やす
ピンクトレーニング「ピントレ」で血糖値を下げる
というのです。

糖を減らすには、白筋だけを鍛えればいいと思いますが
白筋は速筋なので、激しいトレーニングが必要に
なり、一般人には続かないからでしょうね。

❖ピントレのやり方❖

基本的には、普通のスクワットを体力のない人でも
安全にできるように考えられたものです。

両足を広めに開き、両腕をまっすぐ前に出して安定させ、
超スローなスクワットをするものです。

1)両足を肩幅より広めに開いて、ひざを傷めない
ように、ひざとつま先が同じ方向になるように立ちます。
 
2)両腕をのばし、まっすぐ前にのばします。

3)お尻を後ろに突き出し、ひざが足先より前に出ないように
して、ゆっくり腰を下ろしていきます。

4)腰を下ろすときに「イーチ、ニィー、サァーン・・・」
と号令をかけながら10秒かけてゆっくり下ろします。
息を止めると血圧が上がるので大声で号令をかけます。

5)10秒でひざが90度に曲がるまで腰を下ろし2秒間保ってから
立ち上がります。

3)~5)をくり返して10回行います。
その後、3~5分休憩して
10回✕3=30回を1日の運動量として、週2~3日行います。

※注意
血圧の高い人、ひざの悪い人は、医師に相談してから始めること、
痛みが出た時はすぐやめるようにして下さいとのことです。

◆まとめ◆

ガッテンで放送された、
血糖値を下げる本当の野菜の食べ方と

桃色筋肉を増やして、血糖値を下げる
超簡単ピントレのやり方をまとめました。

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