元気の時間で特殊なストレス解消法を２つ！花井潮医師と法雲寺が紹介

2020年6月7日放送の健康カプセル元気の時間で、特殊なストレス解消法
が２つ紹介されました。

１つは、日本頭蓋額顔面外科学会専門医の花井潮（はない　うしお）
医師が教えてくれた恐怖体験法。

もう１つは　埼玉県秩父市法雲寺の住職である浅見道顕さんが教えて
くれた「自宅でできる座禅による簡単ストレス解消法」です。

ストレスは、様々な病気を招く原因となりますので
参考にしようと思ってまとめました。

◆恐怖体験によるストレス解消法

恐怖体験をしたら、かえってストレスが増加するのでは
ないかと思ってしまいますが、どうして恐怖でストレス
が解消できるのでしょう。

❖恐怖体験にストレス解消効果がある理由

東海大学医学部総合診療学系・健康管理学の奥野智織さんによると

「スリルのあるような体験は（身体に）一時的なストレスがかかる」
すると人の体はそのストレスを解消する方向にはたらくのです。
そして、
スリルのような強く短いストレスがかかると、脳がそれに対応し、
以前から溜まっていたストレストレスも解消できると言います。

しかし、その恐怖体験は、
自らスリルを味わおうとする人にはすごい効果を発揮するが、
やりたくないのにやる人にとってはトラウマでしかなく
スリルも度を超えると逆効果になるそうです。

効果があったかどうかは、体験後にスッキリできるかがポイント
になります。

ストレスの刺激で、脳がストレスを解消する働きをするのですね。
脳も普段は怠けているのかしら？

❖恐怖体験によるストレス解消のやり方

●秩父ジオグラビティパークで

番組では、

埼玉県秩父市秩父ジオグラビティパークで
宙づり状態で対岸にわたり高さ50ｍの吊橋を自分の足で
歩いて帰ってくるアクティビティを体験しました。

距離約100ｍ　高さ50ｍ以上のスリル満点の体験するスポット
で体験者の2人は地上50ｍで大絶叫。

みきさんは怖がっていて、
足場の間隔がバラバラで50ｍ下をみなくちゃあるけない
ことにおびえていました。

一方、西尾さんは余裕で、踏み板割れていても「修理して下さい」
とにこにこ。

２人の表情は効果の差を示していたようです。

自らスリルを味わおうとする西尾さんはすっきりして
すごい効果があったようですが、怖がっていたみきさんには
終わった後も、震えていてストレス解消効果はなかったのでは
ないでしょうか。

●自分に合ったスリルを探そう

ホラー映画やアクション映画など程よくスリルを感じることが
ストレス解消につながるので
自分に合ったスリルを探すと良いとのアドバイスが
ありました。

自ら味わいたいスリルを見つけることがポイントですね。

◆自宅でできる座禅による簡単ストレス解消法

埼玉県秩父市にあり、鎌倉時代から700年の歴史を誇る
法雲寺の住職・浅見道顕さんが

体をリセットする正しい座禅のやり方を指導してくれました。

座禅とは自分の呼吸に意識を集中しおのれを見つめ直す
禅宗の修行とのこと。

座禅は呼吸に意識を集中する修行だと、初めて知りました。

❖座禅による簡単ストレス解消法が効果的な理由

座禅は自分自身と向き合う中でリラックス効果が得られる
と言われていて、

座禅をすると、

リラックス状態を示すα波という脳波が出る事から
ストレス解消に効果的であると考えられています。

さらに座禅で行われる腹式呼吸は、自律神経を整え
リラックス以外にも不眠、肩こりなどの改善も期待
できます。

❖一日10分でOK　正しい座禅のやり方

1）座布団を２枚重ねて、上の１枚は半分に折ってお尻に敷き
骨盤を立てるように座る。

骨盤を立てて座ることで深い呼吸がしやすくなる。

2）座り方は、右足を左の太ももに乗せるように組む

3）できる人はもう片足も太ももに乗せるように組む。

無理な人は正座でもOK。

4）目線は前方斜め下の１点をぼんやりと見つめるようにする。

5）腹式呼吸を意識し息を吸う時にお腹が膨らむように
深くゆっくりと呼吸をする。

住職は、座禅は毎日習慣的に行うことが大切。

座禅はスペースを使わないもので、畳１枚分あれば充分なので
時間を作って呼吸を整えるということを心がけると良い。

とアドバイス。

参加者の２人も落ち着いた時間を作るのは大切、
子供に怒ることも減るのでは？
と期待していました。

◆まとめ

健康カプセル元気の時間で放送された、ストレス解消法を２つ。

恐怖体験による方法と座禅による方法についてまとめました。

恐怖体験は、自らスリルを味わおうとする人じゃないと効果が
ないことから、自分に合う恐怖体験を見つけるのは難しいと
感じました。

座禅の方は、ちょっとした時間（10分）で自宅で簡単にできるので、
自律神経の安定のためにも習慣にしたいと思います。

血圧の高い人には特にお勧めですね。