認知症の原因のひとつはいびきと判明!その理由と簡単な予防法は?

名医とつながる!たけしの家庭の医学いびき
(2017年11月14日)で、

今年は認知症による行方不明者が過去最多の
1万5432人にのぼり、前年からたった1年で
3000人も増えたことが放送されました。

認知症はこれから高齢者が増加する現状では
もっとも心配される病気です。

そこで番組では、認知症になりやすい危険な
睡眠があること、そして、それを予防する
簡単な方法があることを教えてくれました。

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◆認知症になりやすい危険な睡眠はいびきだった

番組では50代後半から80歳の中高年の男女11名に協力しても
らい、寝ている時の様子を撮影しました。

寝言、夜間頻尿、一度起きると眠れない、いびきがひどい
など様々な寝方がありました。

最初それらを見せられたとき、どれが認知症になりやすいの
か、わかりませんでした。

が、いびきが一番認知症になりやすいと聞いて、
睡眠時無呼吸症候群のことを思いだしました。

睡眠時無呼吸症候群の人は、脳の酸素が不足して、そうでは
ない人の2倍認知症になりやすいとされているからです。

いびきは睡眠時無呼吸症候群のかるい症状だから、同じこと
が起こるのだろうと思いました。

◆いびきで認知症になる理由

認知症治療の名医、朝田隆先生(東京医科歯科大学特任教授)
によれば「寝ている時の状態(いびき)によって、認知症の
リスクが倍増する可能性がある」といいます。
いびきは、舌根(ぜっこん)という舌の根っこが下がって
のどをふさぐために、気道(空気の通り道)がせまくなって
空気が通りにくくなるために起こる現象です。

やはり酸素が少なくなるのです。

先生の説明図で、脳の神経細胞が酸素不足によって破裂するの
を見て驚きました。脳の中ではあんなことが起こるのですね。

脳の神経細胞が破裂して破れてしまっては認知症になるのも
当然と思います。

❖酸素不足(酸欠)とは

番組では、いびきをかく人の酸素濃度をパルスオキシメーター
で人差し指をはさんで測定しました。

酸素濃度の基準値は95%~99%です。

酸素濃度が95%だと、思いっきり走ってハアハアするような
状態で、95%以下を酸素不足と言い、100%は酸素過剰の
過換気といいます。

結果は、いびきをかくひと8人全員が、95%以下になる時間
があり、中には80%以下まで下がった人もいて、こんなに
下がるのかとびっくりしました。
睡眠時無呼吸症候群の人のように呼吸が止まるよりは良い
ですが。
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◆いびきを防ぐ簡単な方法

呼吸が苦しいときと同様に、仰向けではなく、横になって
寝れば、舌根がのどをふさがないので、楽に呼吸ができて
いびきをかきません。

しかし、ただ横になるだけでは、肩や腕に重みがかかって
痛くなり、長時間横になっているのは難しいです。

そこで、抱き枕を使って、抱き枕を抱いて寝ると、重みが
分散するので、長時間横になっていられるし、途中で仰向
けになることがあっても、抱き枕を抱く方が呼吸が楽なの
で、自然にまた抱き枕を抱くことが実験でわかりました。
そう言えば、この夏、105歳で亡くなられた、聖路加病院
名誉院長・日野原重明先生も、抱き枕を奨励なさって
いました。

先生は横向きどころか、うつぶせ寝をしておられました。

筆者はうつぶせ寝はできないので、抱き枕をつかわない
でいたのですが、今度は使おうと思います。

楽天で良い抱き枕を見つけました。

◆まとめ

いびきをかくということは、のどがせまくなって空気を
吸う量が少ないことですから、酸素不足になっている
ということがわかりました。

酸素不足になると、脳の神経細胞が破裂して死んでしまう
ので認知症になるのです。

横になって寝れば、のどがふさがらないのでいびきをかか
ないのですが、長時間横になっているのは難しいので、
抱き枕を使うと重みが分散して楽に横に寝られます。

たまに仰向けになっても、抱き枕を抱いた方が楽なので
自然に抱き枕を抱くようになります。

抱き枕を使って、認知症を予防しましょう。

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