カフェイン中毒と摂取量の関係は?死なないための注意点

日本で初めて、急性カフェイン中毒で死亡した人のことをニュースで知り驚きました。
短時間で多量のカフェインを摂取して急性カフェイン中毒になったとのこと。
コーヒー愛飲家の私は急に心配になりました。cafe_coffee.pngコーヒー

どれぐらいのカフェインを摂取したら中毒になったり、死んだりするのだろうと思ったのです。

それでカフェイン中毒になったり、中毒死をしないためにどうしたら良いかを調べました。

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◆急性カフェイン中毒になるカフェインの量は

急性カフェイン中毒になるカフェインの量を決めるのは、体質や持病などにも左右されるため、個人差が大きく厳密には難しいと思われます。

従って、大まかにしか言えないのですが、特に問題のない一般的な成人について、体重1kg当たりの急性カフェイン中毒になる量が分かりました。

半分の人が急性中毒になる量は

1時間以内に6.5mg/kg以上の量のカフェインとされています。
つまり、体重60kgの人が1時間以内に 6.5x60=390mgです。

ドリップコーヒー一杯(150ml)のカフェイン含有量が90mgですから、約4杯余で到達する分量です。

※インスタントコーヒーについてはメーカーによってばらつきが大きいのですが、いずれもドリップコーヒーよりカフェイン含有量が少ないのでドリップコーヒーと同様に考えれば問題ありません。
意外に簡単に中毒になりそうですが、さすがに1時間に4杯は飲んだことがありません。せいぜい2杯です。
今回急性カフェイン中毒で死亡した九州の男性が飲んでいた眠気覚ましは50mlで150mgものカフェインを含有していたものらしいので、3本(150ml)で超えてしまいます。

ほぼ全員が急性中毒になる量は

3時間以内に17mg/kg以上の量のカフェイン。つまり体重60kgの人は、17x60=1020mg(1.02g)です。

ドリップコーヒー11杯分です。いくらコーヒー愛飲家でも、3時間で11杯も飲み続けることはなさそうです。

しかし、上述の眠気覚ましなら、6.8本分、340mlですから缶ビール約1本。
簡単に飲めてしまいますね。
意外に簡単に急性カフェイン中毒になるかもしれないと思えてきました。

◆急性カフェイン中毒の致死量は

亡くなった九州の男性の場合、血中濃度から換算して、短時間に3000mg(3g)ぐらいのカフェインを飲んだと推定されています(福岡大学)。短時間がどれくらいかはわからないようですが。

眠気覚ましの他にカフェインの錠剤も飲んだことが判明しています。
カフェイン錠剤は1錠につき約100mgのカフェインを含むものが多いようです。

致死量に達するには、眠気覚ましなら20本(1000ml=1リットル)、500mlのペットボトル2本。カフェイン錠剤なら、30錠になります。

眠気覚ましの方が簡単に飲めてしまいそうです。

九州の男性の場合は致死量が3gでしたが、外国の例では、5gから10gが多いようです。体格が大きいなど個人差が大きいと思われます。

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◆急性カフェイン中毒から死にいたるまでの症状

急性カフェイン中毒の自覚症状としては、中枢神経系の刺激により頭痛、めまい、吐く、動悸、興奮などの症状が現れ、その他に、血圧変動、不整脈、呼吸数増加、胃酸分泌増進、利尿作用、覚醒、不眠などがあげられます。

命にかかわる症状は、ひどい不整脈や吐いた物による窒息などに注意が必要です。

◆急性カフェイン中毒の対処方法

解毒剤などはないので、頭痛、めまい、吐くなどの症状がでたら、カフェインの摂取をやめて水分を飲んでカフェインを薄める。
動悸がはげしかったり、不整脈が起ったら医療機関を受診するか
歩けないなどの場合は救急車を呼ぶ。

などの対処をしましょう。回りの人も注意が必要ですね。

カフェインのすべてが書かれている著書⇓⇓

◆急性カフェイン中毒で死なないために

1.カフェインの含有量を確認し、含有量を知ること。

1日のカフェイン摂取量を健康な成人なら400mg、ドリップコーヒー約4杯以内に、妊婦なら300mg以内、ドリップコーヒーなら約3杯以内にすること。

2.風邪薬など医薬品に含まれるカフェイン量は一日上限500mgにすること。

コーヒーやエナジードリンク、眠気覚まし、薬品、コーラなどのカフェインの含有量を確認して、一日の合計カフェイン量が普通は400mgを超えないのが望ましいです。

風邪薬などを飲む必要があるときは、他のカフェイン飲料は中止し、薬も1日カフェイン500mgを超える場合は医師と相談するべきです。

3.カフェインとアルコールを一緒に飲まないこと。

アルコールと薬を一緒か近い時間に飲むと、アルコールの分解が優先されて薬の分解が遅れ、薬が効きすぎる危険があるのと同様に、カフェインも分解が遅れて効きすぎるのでご注意下さい。
※緑茶や紅茶のカフェインはタンニンと結合するので、カフェイン中毒にはなりにくい ことが分かっていますので、さほど気にすることはなさそうです。

◆まとめ

深夜業務についていた九州の男性が、眠気覚ましのためのカフェイン過剰摂取でカフェイン急性中毒のために亡くなったニュース。
コーヒーの愛飲家である元気ナースは驚いて、調べました。カフェイン中毒で死にたくなかったからです。

その結果、世界保健機構(WHO)や日本食品安全委員会、カナダ政府などが推奨する、適量を守っていれば 簡単にはカフェイン中毒にはならないことが分かりました。

それは健康な成人は1日にカフェイン400mg以下、ドリップコーヒー約4杯以下。
それも1時間以内などの短時間で飲まないこと。

妊婦は300mg以下、ドリップコーヒー3杯以下。

6歳未満の子供は45mg以下、ドリップコーヒ半分以下。

その他の子供についてはまだデータが出そろっていませんので、大人の半分ぐらいにしておけば大丈夫と思います。

その他の物はビンや缶のカフェイン含有量の表示をよく見るようにしましょう。

エナジードリンクや目覚まし飲料は小さくてもカフェインが多い物がありますので注意して下さい。

それから風邪薬などカフェインを多く含む薬にも要注意です。

最後に、アルコールとカフェインを一緒に飲まないことです。
どうしても飲みたいときは少なくても3時間以上間を開けましょう。

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